僕に来る相談ごととして一番多いのは、ダントツで「集客がうまくいってません。どうすればいいでしょうか?」という相談です。
特に整骨院のホームページ集客に関しては、「もうおてあげ。何から始めたらいいかすらわからない」という先生も多いですね。
そこで今回は、まず整骨院のホームページからの集客を改善していく上で、何をチェックしていかなくてはならないのか?という根本的なところをお伝えしていきたいと思います。
このチェック項目を最低限把握できれば、自分が今ホームページからの集客を改善していくために、何をしなくてはいけないかが、ざっくりとわかりますよ!
整骨院のホームページ集客を改善したいならここを見ろ!
そもそもの結論として、基本的に整骨院のホームページ集客が上手くいっていない理由は大きく分けて2種類しかありません。
それが何かというと・・・
- そもそもあなたの整骨院のホームページがそれほど見られてない
- 整骨院のホームページ自体は見られているけど、問合せしたくなるほど出来が良くない
という、どちらかです。
言い方はキツイかも知れませんが、基本的にはこの2つの理由以外には無いんですね。
ということは、逆に言えばこの2つの理由さえ解決することが出来れば、ホームページからの集客は劇的に改善する可能性があるということなんです!
そのために、あなたが今すぐ「どこ」をチェックしなければならないかと言うと・・・
まずはグーグルアナリティクスを調べろ!
第一に調べるべきなのは、グーグルの無料サービスであるグーグルアナリティクスを調べましょう。(登録していない人はちゃんと登録してください。「グーグルアナリティクス 登録」で検索すれば、登録する方法も簡単に調べられます。)
アナリティクスのサービスへ移行すると下記のような情報を一覧で見ることができます。
これらはそれぞれ別の院の4月のデータですが、それぞれの数値が大きく違うことがわかると思います。
今回はすべての数字の説明まではしませんが、まずは最低限セッションという数字に注目してください。
厳密には違いますが、分かりやすく認識するためにこれがアクセス数の指標だと思っていただいても構いません。(アクセス数と何が違うのか、セッションの言葉の意味が知りたい人はグーグルで調べてみてください。)
それぞれのセッション数が、626回、2842回、6355回と大きく違いますね。
これは一番上の画像の院と、一番下の画像の院とでは、そもそも見られている回数に約10倍近くの差があるということなんです。
ということは、一番上の画像の院に言える問題は、そもそもページが見られてなさすぎ、という点になるわけですね。
それなのに、一番上の画像の院の先生が「うちはホームページ集客が弱いんですよ。ページ内容のどこが悪いんですかね?」って質問されても困りますよね?ページを作り変えたって、結局見られてなければ、それほど集客に大きな影響もないので・・・それよりも先に「もっと先生のページを見られるようにしませんか?」って話になるわけです。
なので、このセッション数自体に問題を抱えている院は、まずは
- PPC広告
- チラシ配布
- SEO対策
- MEO対策
- エキテン対策
などなど、少しでも院のホームページに人が集まるような導線作りからしていかなければならないのですね!
地域にもよりますが、まずは目標として2000セッション(最低でも1000セッション)くらい安定して得られるように頑張ってみましょう!
次はグーグルアドワーズを調べろ!
次に調べるのはグーグルのサービスであるグーグルアドワーズです。(こちらも登録してない人はぜひ調べて登録してみてくださいね^^)
グーグルアドワーズの管理画面を開くとこんな情報が得られます。(今はインターフェースが変わって、こんな画面では無くなりましたが、参考まで。)
上記の画像の、クリック数とコンバージョンという数字に着目してください。
クリック数とは文字通り、あなたの出稿したPPC広告が何回クリックされたか(何度ページを見られたか?)です。
それに対してコンバージョンとは、何度問合せに繋がったか、を示す指標になります。(端数が出てるけど、なんでだよ!って思われるかも知れませんが、コンバージョンも厳密には問い合わせ数とイコールではないので、この辺の定義も気になる方はご自身で調べられてみてください^^)
この数字から何がわかるかと言うと、「ざっくりとしたページの出来」がわかるのです。
例えば、一番上や二番目の画像を見ると、クリック数をコンバージョン数で割ればわかりますが、15〜40クリック程度の回数で1件の問合せが起こっていることがわかります。
が、それに対して、一番下の画像では60クリックはおろか、100クリックでも1件の問合せも起こっていないのですね。
当然ですが、ホームページの目的が集客である以上、100回見られても1件も問合せが起こらないページよりも、30クリックくらいで1件の問合せが起きるページのほうが「出来の良い(可能性が高い)ページ」と言えるでしょう。
つまり、こういったケースでは「アクセス数が少ない」ことが原因ではなく、そもそも「ページ自体の出来が良くない」という問題が発生しているので、やらなくてはいけないことはページを作り替えることになるのです。
これも目安ですが、100クリックあって1件も問合せが起こらないページであれば、どんどん内容を修正していきましょう。できれば50クリックに1件程度の問合せが起きるところをまずは目標にしていきたいですね!
(アドワーズを登録していない先生は、とりあえず月のセッション数を、その月のネットからの新患さんの数で割ってみればいいですよ。アドワーズほど正確に計測はできませんが、見やすにはなるでしょう^^)
まとめ.数字を見ない人に問題解決はできないよ?
今回の話はネット集客の改善方法の初歩の初歩の初歩です。
知っている人から見れば、「いやいや!たったこれだけの情報だけで判断しないだろ!!!笑」くらい思われる内容ですが、たったこれだけのことをやっていない先生が多すぎます。
逆に言えば、たったこれだけのチェックを毎月欠かさず行うだけでも、周りの院から少し抜け出すことも可能になるのです。
もちろん、この整骨院のホームページからの集客改善に楽しみを見つけた先生は、もっともっといろんな数字を参考に改善を繰り返していけば良いと思います^^
ぜひ、今すぐにでもこういったデータを一度見られてみてくださいね^^
この記事を通して、できる限りたくさんの整骨院業界に関わる人に、整骨院の経営のノウハウを届けていきたいと思っています。もし、記事が面白いと思ったのであれば、
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