治療院の集客が落ち目になりがちな1月2月もそろそろ終わり、勢いが戻ってくる3月4月がやってきますね。
今回は地域によっては緊急事態宣言が出されていたこともあり、思うように集客がうまく行かなかった先生も多いと思います。
3月7日には緊急事態宣言も全て地域で解除予定ですし、ある程度人口の流入がある町であれば3月や4月に引っ越して来て、新しく住み始める方も出始めるので、新規集客をぜひがんばっていきたい時期でもありますね。
そこで今回は3月4月時期にはぜひ1度やってもらいたいチラシ集客における、成果を上げるための考え方をお伝えしていきたいと思います!
治療院チラシ集客の成果を最大化する4つの考え方
このブログでも何回か紹介してきましたが、チラシの成果を決める要素は大きく分けて4つあります。
どんなに他で成果の出たチラシをパクって来たとしても、そのほかの要素を全部無視していては成果を手に入れることはできないので、ぜひ意識してくださいね!
チラシの反応を決める4つの要素
チラシの成果を左右する大きな要素は大きく分けて
- リスト(ターゲット、誰に向けて配るか、配る地域や媒体も重要)
- オファー(割引や特典など、「今」来てもらうための仕掛け)
- タイミング(環境的な時期や、単純にそのタイミングで相手に痛みが出ているかも関わる)
- コピー(チラシ自体の内容、文章)
となります。
細かく分けるともう少しありますが、ざっくりとこの4つの要素が合わさってチラシの成果が決まると思って構いません。
その中でも特に今回お伝えしたいのがリストとタイミングについてなのです。
リストとタイミングの重要性
実は僕も自身のクライアントさんには1月と2月はチラシを撒かない(あるいは枚数を減らす)で広告費をストックしてもらって、その分を3月や4月に回してもらうようにしてもらっています。
これはなぜかと言うと③つ目の要素であるタイミングが適切になりにくいからなんですね。(反応がまったく出ないとはいいませんが、同じコスト同じ枚数を撒いた時の反応数はやはり1月や2月よりは、3月や4月に撒いた時のほうが高くなりやすいです。今回は特に新型コロナ再流行の影響などもありましたしね。汗)
わかりやすい例でいえば、チラシが入稿された日に大雪なんかが降って、しばらく交通網がマヒすればそりゃあどんなに内容の良くできたチラシでも爆死する可能性が大です。笑
そこまでいかなくても特に寒い日が続くだけでもどうでしょうか?
例えば慢性的な肩こり患者さんに向けたチラシを作成して2月に配ったとして・・・
もしあなたが普段から肩こりに少し悩んでいたとしても「今までも同じように肩がこっていたわけだし、わざわざこんな寒い時期に整体に行かなくてもいいかな?暖かくなったら行ってみよう」なんて考えてしまうのではないでしょうか?
このように環境的な条件でどうしても反応がにぶくなってしまうことが増えてくるのですね。
とはいえ、これはタイミングだけを考慮した場合の話です。
ここで「リスト」、いわゆるターゲットが関わってくると多少話は違ってきます。
先ほどの例では慢性的な肩こりをターゲットに考えていたので、どうしても寒い時期だと反応が鈍くなってしまうのですが、これがぎっくり腰のような症状をターゲットにするのであれば話は若干変わってきます。
季節の変わり目や寒い時期にはぎっくり腰が増えたりしますよね?僕自身はありませんが、雪かきをして腰をやってしまう方は多いと、雪国で治療院をされているクライアントさんから、うかがったりもします。
ということは、ぎっくり腰をメインターゲットに据えてチラシを撒いたりするのであれば、むしろ2月は反応が伸びやすい時期の可能性も高くなります。
それに、ぎっくり腰などの急性的な悩みだと慢性的な肩こりのように「暖かくなってからいけばいいや」ともなりませんよね?だって、「今」どうにかして欲しいんですから。汗
それくらい緊急度が高く、その時期に発生しやすい症状をターゲットにするのであれば、一概に1月2月のチラシが絶対にダメとはならないわけです。(それでも大雪が降ったら厳しいなどはありますが。汗)
つまり、リストとタイミングには相関関係がありどちらか一方だけを優先して考えてもダメなんですね。(同じ理由で悩みがメチャクチャ深い人をターゲットにしている院さんなんかは、タイミングは多少無理が利くこともあります。が、慢性的な肩こり腰痛なんかはどうしてもタイミングが変われば反応が鈍くなることが多いですね。)
オファーとコピー
こちらに関してももちろん重要なのですが、コピー(内容)に関しては、もしあなたがこれまであまりチラシを作ったことがないorチラシで成果があまり出ていないというのであれば、他院さんが使って成果が出たものをパクって使うのが早いです。笑
当然その内容はあなたの院に最適化されたものではないので、最大の成果が出るとは限りませんが、それでもある程度の内容のものになっていれば、自分で完全にオリジナルで作成するよりはずっと成果が出やすくなるでしょう^^
チラシをパクる際はできればオファーごと真似したいところですが、どうしても自身の院では許容ができないオファーの場合だけは多少変更してやっていくのもありでしょう。
まとめ.3月4月はチラシ集客を試してみる
3月や4月になってくると、チラシの成果を決める要因の1つであるタイミングが上向いてきます。
一般的なターゲットである肩こりや腰痛のターゲットも「暖かくなってきたし、冬の間ツラかったからちょっと治療でも受けにいこうかな?」と反応しやすくなってきます。
チラシの4つの要素のうち、リストとコピーはある程度そのままパクってこれますが、リストとタイミングはしっかりと撒く側の院でコントロールしなければならない部分になってきます。
特に緊急事態宣言も明けてガッツリ新規を伸ばしていきたいタイミングでしょうから、ぜひこの部分をしっかりと意識して、3月や4月はチラシの集客を試してみてはいかがでしょうか?
この記事を通して、できる限りたくさんの整骨院業界に関わる人に、整骨院の経営のノウハウを届けていきたいと思っています。もし、記事が面白いと思ったのであれば、
- 「いいね」ボタンを押す
ことをしてもらえると、とても嬉しいです。今後もガンガン情報を公開していくのでお楽しみに