整骨院にせよ整体院にせよ、初回の「問診」のクオリティを高めることはとても大事なことです。
いわゆる「初診」が上手くいかなければ、その後のリピートも生まれませんし、当然売上も立たなくなってしまいますからね。笑
そんな大切な「問診」ですが、多くの先生がちょっと勘違いしていることとして、「トークで何の話をするかが重要」だと考えている先生が非常に多いことに危機感を感じています。
もちろんトークスクリプトに代表されるように、「何を言うか?」も大事ではあるのですが、、、その前にもっと大事なことがあるんですよ?
治療院の問診は「どんな風に伝えるか」が非常に重要
治療院の問診は「どんな内容のトークを話すか?」の集大成である「トークスクリプト」の前に、「どんな風に話すか?どんな口調で伝えるのか?」が非常に重要になってきます。
例えば、リピート率90%を超えるような結果を出しているトークスクリプトを使ったとしても、使っている人がボソボソと何と言っているか聞き取れないような声の大きさで喋っていてはきっとリピートは出ないでしょうし、患者さんの顔も見ずにずっとトークスクリプトを見ながら棒読みで問診をしていたって、きっとリピート率は伸びないでしょう。
ということは、人は「何を言うか?」よりも「どんな風に言ってもらえているか?」に重きを置いているということなんですね。
その証拠に・・・・・・あなたは好きな洋楽が1曲くらいあったりしないでしょうか?^^
まるで洋楽のような問診を目指す
僕自身はあまり洋楽は聞いたりしないのですが、それでも有名な曲くらいは数曲知っていますし、その中でも何曲かは好きな歌があったりします。(最近でいえばワン・ダイレクションのLive While We’re Youngとかは聞いてて楽しくなる曲でしたね!まぁそれは良いとして。笑)
洋楽でピンと来ないなら、K-popでもいいです。少し前まで少女時代とかK-popもすごく流行っていましたね。(今でも流行ってるのかな?)
どうでしょう?1曲くらいは、まぁ好きかなって歌を思い浮かべましたか?
では、あなたは・・・・・・
ぶっちゃけその歌の歌詞わかって聞いてますか?笑
おそらくですが、ほとんどの日本人が洋楽の歌詞やあるいは、K-popの歌詞がわからないまま歌を聞いているのではないでしょうか?
でも、歌詞がわからなくたって好きな歌は好きですし、良い歌だって思いますよね?(もちろん、中には語学が堪能でしっかり歌詞もなんて言っているか理解した上で、その曲を好きといっている人もいるでしょうが。)
ということは、僕らは普段から「何を言っているか全然わからない」けど「メロディやテンポが良い」から、この歌好き!って言ってるんですね。笑(歌はどうでもいいけど、歌手が好き?なるほど。汗)
まさに「何を言うか」ではなく「どうやって伝えるか」が大事だという最たる例だと思います。
まとめ.問診だって洋楽と同じ現象が起こる
問診も、まさにこれと同じことが起きるのです!
ぶっちゃけ先生が言ってることはちょっと分からないところもあるけど、自信を持って目を見てハキハキとしゃべってくれるし、信じられそうな雰囲気あるから任せてみよう!っていう風に思ってもらえたりするんですね。
絶対に患者さんに理解してもらおう!なんて思って、理論理屈の説明をペラペラしたってダメなんです!
それよりも、印象良く患者さんに問診を行うほうがよっぽどリピート率に与える影響は大きかったりします。
あなたは問診でしっかりと患者さんの目を見ながら話せていますか?活舌良くしゃべれていますか?はっきりとした口調で自信を持ってしゃべれていますか?早口になりすぎていないですか?間はしっかりと取れていますか?
こういった「雰囲気」の部分をしっかりと出来るようになれば、トークの内容は一切変わらなかったとしても、確実にリピート率はアップしますよ^^
そのうえで、しっかりとトークスクリプトなども用意して、トークの内容も意識していきましょう。
しかし、どっちが大事かと言われれば・・・内容よりも、「誰がどんな風に伝えるか」のほうが大事でしょうね^^
ぜひ頑張ってみてください!
この記事を通して、できる限りたくさんの整骨院業界に関わる人に、整骨院の経営のノウハウを届けていきたいと思っています。もし、記事が面白いと思ったのであれば、
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