ブログにもよく書いていますが、よく出来たチラシの集客における費用対効果は、紹介や通りがかりを外せばもっとも費用対効果の高い集客媒体の1つに数えられます。
そこで、今回はチラシ集客で少しでも高い費用対効果を出すために気をつけるべきいくつかのポイントをお伝えしていきたいと思います。
目次
整骨院のチラシ集客で費用対効果を上げるコツ
まずは、チラシで大事になってくるのは配布部数あたりの反応率を上げることです。これが低すぎると配っても配っても来院に繋がらないので、コストパフォーマンスだけでなく、テンションまで下がってきてしまいます。
ある程度反応率の高いチラシを現在持ってないというのであれば、先に反応が取れるチラシを作るなら最低でも入れるべき3つの情報も読んでみてください。
チラシの反応数はこれくらいを目指せ
現実的にはチラシの反応率は昔よりだいぶ下がっているのは事実です。それでもまだ費用対効果が出るから使っているのですが、現在のチラシの反応数は1000枚〜2000枚配って1人患者さんが来院するという程度です。
もちろん直接手渡しで渡した場合はもう少し反応が上がりますし、都会よりも田舎のほうが反応が伸びたり、チラシの出来栄えが最高に良く、顧客ニーズのタイミングにピッタリと合えば300枚に1人とか、500枚に1人とかで反応が取れることもあるでしょう。
しかし、常に行うポスティングである程度の出来栄えのチラシであれば1000枚配って1人くれば、文句無しと言える状態だと言うことを覚えておいてください。むしろ普通なら2000枚配って1人来院でもOKなくらいです。
整骨院の先生でチラシ集客が嫌いな先生はここのハードルが異常に高いことが多いです。20000部も配布したんだから30人〜40人くらいは来てくれるんじゃないか??とか勝手に期待してしまいます。そして現実には8〜9人くらいの患者さんが新患さんで訪れて、「チラシ集客は失敗かぁ・・・」なんて思っちゃうんです。
ハッキリ言って20000部配布して9人の新患さんが獲得出来ているなら大成功ですからね!?まずはそのへんの基準もしっかりと持っておいてください。
(厳密には、「チラシで集客出来た患者さんのLTV>チラシ集客に使った費用」、になって初めて成功なのですが、ここでは割愛します。ある程度リピートしてくれる院で、9名新患さんが来れば普通ならチラシ集客に使った費用よりも売上があがるのでここでは成功と言っておきます。)
印刷会社は安いものを使う
当たり前の話ですが、チラシのコストパフォーマンスを上げたいのであれば印刷業者は安いところを使うべきです。
現在個人的にもっとも印刷が安く済むと考えている業者は「プリントパック」さんと「ラクスル」さんです。(それ以外にも探せばあるのかも知れませんが。笑)
この2つの業者なら、普通のA4チラシを両面カラーで10000部印刷しても15000円〜16000円くらいでやってくれます。(1枚辺りの料金は1.5円〜1.6円くらいですね!)
これだけ安ければ、さきほどの反応数1000枚〜2000枚で顧客を獲得出来た場合の獲得単価は1人1500円〜3000円前後で収まるのです。
これならある程度自費を取っている院であれば、初診料でペイしますね^^
ただし、上で紹介した業者の料金はあくまでも印刷代のみの話です。完成品を送って印刷をかけてもらうので、完成品のデザインなどを持ってない先生は、また別の業者でチラシをデザインしてもらう必要もありますから、別途費用がかかるのは気を付けてください!
チラシなんて最初は手配り!!
ある程度反応が出るチラシを作った。そして安い料金で印刷もした。次に考えるのは配布手段です。
この配布手段ですが、当然ポスティングや新聞折込みを利用しようとすれば、それだけチラシ集客のコストパフォーマンスは悪くなってきます。
印刷が単価1.5円〜1.6円で済んだとしても、ポスティングや新聞折込みを使えば追加で1枚辺り3.5円〜4.5円かかってきますからね。
資金が十分にある院であれば、もちろんお金を払って時間を買うのも正解です。チラシ1枚あたりのコストパフォーマンスが下がったとしても、時間をかけてじっくりとチラシに使った費用以上の売上を回収出来るでしょう。
しかし、現在資金繰りに悩んでいたり、出来る限り安いコストで新患さんを獲得したい先生は手配りの一手です!労力で資金不足をカバーしてください!
こうすればホントに15000円〜16000円で10000部のチラシを撒くことも可能になります!(すでに手元にチラシデザインを持っていてデザイン料はかからないとして。)
チラシの手配りを早朝のルーティーンにしてください。誰が手伝ってくれるわけでもありません。ただ毎朝コツコツコツコツと撒くのです。理想を言えば毎月5000枚(1日150枚ちょっと)くらい配れたら最高ですね。それだけで2〜5人の新患さんが毎月上乗せで来院される可能性がグッと上がるのです。
毎朝1時間ちょっと早く起きて、150枚チラシを抱えて1枚1枚自分の手でチラシを配布していきましょう。死ぬほど売上をあげたい時期にやらない理由が「大変」とか「メンドクサイ」とか言ってる場合じゃないです。
手配りするなら朝
深夜とか、その日の診療が終わってからでも手配りでのポスティングは確かに出来ます。夕方に店頭で手配りも出来るでしょう。やらないよりはやったほうが良いです。しかしさらにチラシ集客のコストパフォーマンスを上げたいのであれば早朝に配ることをオススメします。
何故なら、朝刊と一緒に家の中まで持って行かれる可能性が圧倒的に他の時間よりも高くなるからです。オススメは朝刊の間に自分の院のチラシを2つ折りにでもして突っ込むことです!笑
完全に朝刊がポストに入り込んでしまっていて、チラシを突っ込めない場合はあなたのチラシは2つ折りにでもして、ポストから少しチラシの先が飛び出るくらいの中途半端な形で入れましょう。
他のチラシとは別に郵便受けから飛び出ているあなたのチラシを先にサッと手にとってくれるでしょう!(これは私の勝手な経験則ですが、こうした方が反応数が良かったような気がしています。)
まとめ.チラシ集客のコストパフォーマンスは努力次第
以上がチラシ集客のコストパフォーマンスを少しでも上げるために出来ることです。これ以外にも細かいことはありますが、とりあえずこの辺を意識出来れば、チラシ集客のコストパフォーマンスはかなり上げることが出来ます。
都市部ではここまでやっても劇的な効果は出ない時もありますが、少し郊外に外れた地域や、田舎の整骨院などはこの手配りチラシ集客をルーティーンとして取り入れるだけでもかなり安定した集客になることが多いです。
今現在、集客をもう少し伸ばしたいと感じている院は是非この方法を取り入れて集客の安定化をはかってみてください^^
追伸
この記事を通して、できる限りたくさんの整骨院業界に関わる人に、整骨院の経営のノウハウを届けていきたいと思います。売上とは「治療技術」と「経営スキル」の掛け算です。あなたの友人にも整骨院経営の本物のノウハウを知ってもらうために最後に、下の「いいね」ボタンを押してもらえると嬉しいです。今後もガンガン情報を公開していくのでお楽しみに!