あなたの整骨院では、患者さんに対してしっかりと定期的にDMを送ったりしているでしょうか?
個人的にはDMは優れた患者さんフォローのシステムに成りえるので、ぜひ採用して頂きたいと考えています。
ところでこのDM、ただでさえ送るだけでも面倒なのはわかりますが・・・・・・
さらにもうひと手間かけることで効果が倍増したりすることもあるんですよ?その方法とは・・・
目次
整骨院のDMは患者さんの質によってオファーを変えろ!
これを言ってしまうと、「それってどうなんだ!?気持ち的にはすごく悪い気がする!」というような意見も出てしまうかも知れません。
が、実際に出る反応や、計測値として否定しにくい結果なので、一つの参考として聞いてみてください。
質の良い患者さんほど弱いオファーにも反応する
結論から言うと、質の良い患者さん(上位顧客)ほど、DMの際にオファーが弱くても反応してくれます。
逆に、質の悪い患者さん(1回or数回しか来院していない層)ほど、DMの際のオファーはめちゃくちゃ強くないと反応してくれません。汗
あべこべになってしまいますが、よく整骨院に来てくれて自費施術も受けてくれるような患者さんにはDMを送る際はそこまで強いオファーにしなくても良いのに、あまり整骨院に来てくれないような患者さんにはかなりお得なオファーにしないと反応すらしてくれないよ、ってことなんですね。(精神的な面では、質の良い患者さんに対するほうがオファーを大きくしたくなりますが、必要性の面から見ると、そうではない、ということです。)
整骨院でDMを送る際は内容を分けるべき
つまり、このことから何が言えるかと言うと、DMをたくさん撒く際には、質の良い患者さんと、質の悪い患者さんとでDMの内容を分けたほうが良い、って話なんです。
例えば、
質の悪い患者さんに送るDMの場合は、オファーは自費施術1回無料とか自費施術3回無料なんていう思い切ったオファーを提案していかなければ、なかなか反応が取りずらいのですね。(しかも、そのオファーの回数だけで来院が終わるケースも多々あるという・・・汗)
逆に質の良い患者さんに送るDMであれば最初からオファーは強気に、プリペイドカード通常3万円のものが、今だけ15%オフでご購入できます、というようなオファーでも十分な場合もあるってことです。(逆に、「1回無料」のような思い切り過ぎたオファーには上位顧客は反応しない、ってことさえあります。)
優良患者さんに関しては、最初から販売前提で多少の割引をオファーするだけでも十分反応が取れるんですね。
逆に不良患者さんに関しては、最初は「ほぼ無料」に近いオファーで来院を促さないと、なかなか反応すら取れないことが多いのです。
まとめ.整骨院でDMを送るか送らないかの判断は目標による
今回お話したことを考えると、効率良く売上を伸ばすだけなら、ぶっちゃけ上位顧客にしかDMを送らない、という判断も全然ありです。
少ない枚数のDMを送るだけで、売上から見た成果はほぼ最大化しますしね。笑
ただ、「患者さんの総数をとりあえず一旦増やしたい」、だとか、「まず母数の確保を優先したい」、って時には、質の悪い患者さんまで含めてDMを送らなくてはいけない場合も出てきます。
そんな時には、質の良い患者さんに送るDMと、質の悪い患者さんに送るDMは分けて作成してください。
そうすることで、優良患者さんからの売上の最大化と、不良患者さんを合わせた反応の最大化が同時に行えます。
ただでさえ送るのがメンドクサイDMかも知れませんが、そこをなんとか頑張ってもうひと工夫し、顧客の属性によって2種類のDMを準備する。
そういった手間暇をかけられるかどうかが、成果を最大化していく最大のコツですよ^^
「メンドクサイことを泥臭くやれるヤツが勝つ」、この言葉を忘れずにぜひ試してみてくださいね!
この記事を通して、できる限りたくさんの整骨院業界に関わる人に、整骨院の経営のノウハウを届けていきたいと思っています。もし、記事が面白いと思ったのであれば、
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