新しい仕組みを導入する際の、経営者とスタッフの認識の違い

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明けましておめでとうございます。

すでに診療を開始している院のほうが多いでしょうけど、本格的に新患さんなどが増え始めていくのは本日から、という院もきっと多いでしょう^^

ところで、整骨院業界はIT業界や飲食業界なんかと比べれば、比較的変化の遅い業種と言われたりしますが、それでも1院単位で見れば毎年毎年やることが変わったり、増えたりする院も沢山あると思います。

それになんだかんだで最近はその変化の波も早くなって来ているように感じますね^^

あなたも去年1年を通して、新しい仕組みや方法の一つや二つ、現場で導入してみようと試みてみたのではないでしょうか?

あるいは、今年こそ大きな変化を予定されていたりするでしょうか??

1人院長の院でもない限り、新しい仕組みなどを導入する際に仕組みがうまく周り始めるかどうかは一緒に働いているスタッフがどれだけその仕組みを理解してくれたか?どのくらい協力的か?で決まると言っても過言ではありません。

しかし、現実的にはスタッフから理解を得られず、なかなか仕組みが稼働出来なかった・・・という経験をしたことのある先生も多いのではないでしょうか?

今回は新年を迎えたということもありますし、新しいことをスタートしようとしたときに、どうすればスタッフからの支持が得られやすいか、についてお話していきたいと思います。

新規導入に対する、経営者とスタッフとの考え方の違い

ちなみに、単純に説明不足というのは今回は置いておきます。笑

たまにご自身の頭の中だけで考えて結論を出してスタートしようとする先生がいらっしゃいますが、業界に長く身を置くあなたの思考レベルと、まだまだこれからであろう従業員の思考レベルが同じはずがありません。

単純に説明不足過ぎて、スタッフが何もわからないから動けない、というのは完全にただのミスなのでしっかりとスタッフに説明するなり、実際にやって見せるなりしてスタッフの理解度を上げておきましょう。

 

経営者は仕組みが現場の中で熟成されていくものだと理解している

これが経営者マインドと従業員マインドのもっとも大きな違いといえる部分です。

 

経営者というのは新しいアクションの全てが上手くいくわけで無いことを本能的に、あるいは経験則として理解しています。

だから、ある程度上手くいきそうなメドが立ったらあとはとりあえず実際に仕組みを動かしてみて、最終的に上手くいくかどうかを現場の実践で試そうとするのです。

実際これはかなり有効なやり方です。

結局どれだけ考えたと言っても、本当に上手くいくかどうかは市場(現場)というものに出してみないとわからないんですよね。(だからと言ってテキトーに考えたものを現場に出すのも問題がありますけど。汗)

こうすれば、ある程度早い段階で成果を出しつつも、仕組みをバージョンアップさせてより良いものにしていくヒントも直接現場から得られるので、完成までの効率も上がりやすくなります。

もちろん、上手くいかなかった場合は速やかにその仕組みの導入を撤回することも可能です。

つまり現場での反応も含めた上で仕組みを熟成させていき、最終的に新しい仕組みの(自院にとっての)完成形が見つかれば良い、という展望で行動を起こしているわけです。

ただこの点が、どうしても現場に混乱や場合によってはクレームを招いてしまう可能性があるのも事実なのです。(そのクレームを修正のヒントにしていくので、クレームが出ること自体は本来ありがたいんですけどね!)

 

スタッフは100%上手くいくものを無意識に求めてしまう

そしてスタッフというのはそういった混乱やクレームに対してメチャクチャ過敏に反応するんですね。笑

そもそも「上手くいくかどうか分からない(中途半端な・未完成な)ものを現場に出す意味がわからない」って感じなんですよ。

従業員思考が強いスタッフであればあるほど、仕組み通りに行動する習慣が付いてしまっているので、不完全な仕組みを取り入れることに拒否反応を示します。(実際、現場で問題が起きたときに自分が問題の処理に当たらなくてはいけないので気持ちはわかりますけどね。)

 

経営者にとって仕組みとは最終的に現場で完成させるもの、スタッフにとって仕組みとは完成してから現場に落とし込むもの、という認識の違いが起こりやすいのです。

この認識の違いが、新しい仕組みを導入する際の最大のネックになってくるのです!

 

もし、あなたが新しいことを始めようとする際にいつもスタッフからストップが掛けられているとすれば、それはもしかしたらこういった部分の説明が出来ていないのかもしれません。

「上手くいくかどうか見極めるために現場に導入する」「現場で起こった問題をフィードバックして仕組みを完成に近づけていく」「(極論を言えば)現場でのテスト稼働が、導入にあたっての最終テスト」。

こういった考え方の教育をスタッフに常にしっかりとしておくだけで、かなりスタッフからの反発を押さえることができますよ^^

「未完成のものに対して、現場でのフィードバックを得て、ようやく初めて完成できる!」「どんな仕組みも最後は現場でテストを行わないと、仕組みというものは完成しない!」という思考を、ぜひスタッフさんにも身につけさせてみてくださいね!

 

 

まとめ.仕組みの導入にはスタッフの協力が必要不可欠

結局、最終的に現場で仕組みを回していくことになるのはスタッフです。(もちろん、あなた自身も現場には居るかも知れませんが。)

あなたがどれだけ新しい仕組みを導入したくても、スタッフの理解と協力が得られなければどんな仕組みも簡単に死んでしまいます。

仕組みを導入する初期の段階で、経営者のマンパワーで実行に移すということは非常に大事ですが、その時にスタッフは不安を抱えながら一緒に仕事をしてくれていることを忘れないでください。

スタッフの理解を得るという手間をほんの少し先にかけるだけで、圧倒的にその後の行動が早くなりますので、新しい仕組みを導入する際は、是非最初に「導入に対する価値観の差」を埋めてみてはどうでしょうか?^^

 

 

 

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