治療院でずーーーっと患者さんに接していると、どうしても「伝え忘れ」だとか「説明を省略しすぎてた」なんてことがあったりするんですよね。
そんで、それが原因で患者さんとの間に不信感が生まれたりすると本当に勿体ない。
まぁもちろん僕らも人間だから、ミスをゼロにすることなんてのは無理なんだけど、、、
少しでも戒めになればと思うので、ちょっと僕の体験談を話させてもらいます。
先に言えば説明、後に言えば言い訳
以前現場に入っていた頃は、基本初回で入る患者さんには必ずいくつか知っておいて貰いたいことを説明していました。
詳細は省きますが、そのときに新患さんに説明し忘れたのは「好転反応」に対する説明だったわけです。
身体が良い状態に戻っていこうとする時に、一時的に逆に身体が不調になることがあるっていうアレですね。
もちろん、説明し忘れてた患者さんに好転反応が出ないってこともあるだろうけど、その時はたまたまその患者さんに好転反応が出て、院まで電話がかかってきました。午前中に来てた患者さんで、夜の何時くらいだったかな?21時とかまぁまぁ遅い時間にかかってきた記憶があります。
僕としては当然「好転反応が出ること自体は悪いことではない」だと思ってるから、それを心配している患者さんに伝えるわけなのですが・・・
と、まぁ数年前の会話なので細かい部分は当てになりませんが、こんな感じだったと思います。
そして、この患者さんは2回目の来院をしなかったと記憶しています。汗
完全に僕のミスですから、仕方ないですね。汗
このように、いくら「本当のこと」や「いつもやっている説明」を言ったとしても、それが後から言われると、どうにも言い訳っぽく聞こえてしまうわけです。
しかし、これが「先にしっかりと伝えていた」としたらどうでしょう?
という風になるわけです。
しかも、次回来院された時なんかに、
と言われたりもするのです。これは先に説明しておくことによって、専門家としての未来予測として患者さんに伝わるからなのですね。
このように、まったく同じ話をするにしても、先に伝えれば説明になりますし、後に伝えれば言い訳になる場合もあります。
要は、患者さんに起こりうる可能性の話は、事前にちゃんと説明をしっかりしておかないと、どれだけ良い方向に向かっていたとしても言い訳にしか聞こえないぞってことです。笑
あなたはしっかりと患者さんに事前に十分な説明を伝えていますか?
以前やってしまったちょっとした失敗ですが、あなたも治療だけではなく、しっかりとこういったフォローまで気を付けてみてくださいね^^