患者さんのLTVを伸ばすために「接触頻度」を増やす

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治療院というのは、どうしてもそれほど患者さんと長い期間付き合える業種ではありません。

確かに保険を使っている整骨院であれば、3年4年とずっと通ってくれる患者さんが居るのも事実ですが、ヘタをすれば保険のみの整骨院だって、1人の患者さんとの付き合いは1ヶ月程度、、、という院も少なく無いのです。

このあたりのことは、きっとあなた自身も普段経営を行っていることから、離脱率という数字を見ることで実感としてしっかりと感じていることでしょう。

当然、自費の治療院であれば尚更患者さんの通院期間が短くなってしまう可能性が高くなるのは言うまでもありません・・・

では、1人ひとりの患者さんのLTVを高めるために、治療院としてしなくてはいけないことというのは一体どんなことなのでしょうか?

治療院でも接触頻度を増やして患者さんのLTVを伸ばす

もちろんやれることは沢山ありますが、その中でも患者さん1人ひとりのLTVを伸ばすために常に意識しておかなければならない考え方は「接触頻度」を出来る限り多く保つ、ということが大事になってきます。

この接触頻度というのは何も毎月何度も何度も頻繁に来院させろ、と言っている訳ではありません。

もちろん患者さん自身が何度も来院したい、というなら別ですが、高額な自費院でそんなことをこちら側から強要していては息が長く続かないのも当たり前ですからね。汗

手紙や電話など、どんな手段だとしても患者さんに「接触」すれば1カウントとなります。

ということは、必ずしも「来院だけ」が接触とは限らないということなんですね。(とはいえ、来院による接触が一番重要なのは事実ですが)

 

「接触頻度」が下がると離脱率が増える

これは数字的にも経験的にもですが、「接触頻度」が少なくなってきた患者さんほど離脱していくことは、ほぼほぼ間違いないと思っています。

あなたの院でもそうでしょう?週に1〜2回通っていた頃はちゃんと来ていたけど、月に1回程度の通院になって、そして気づいたら来院していなかった・・・・・・という患者さんは居たりしませんか?笑

これは確かに痛みが引いてきた、という側面もあるでしょうが、それ以外にも「接触頻度」が下がりすぎて、(そしてあなたの院のことを忘れてしまって)離脱してしまった、という側面も含むのです。

 

ちなみに、他業種も含め一般的に患者さんがその店舗(サービス)から離脱する際の理由として主だったところは

  • (店のことを思い出す回数が少なすぎて)忘れてしまった
  • ニーズが変わってしまった
  • 対応やスタッフに不満が生じた
  • 転勤や引越し、不幸があったなど

などになります。

そして、意外に思うかも知れませんが、マーケティングの世界ではこのうちの約60%程度は「(接触頻度が少なすぎて)忘れてしまった」ことが離脱の原因と言われているのです!

これまでしっかりと通ってくれていたにも関わらず、来なくなった理由が「忘れられただけ」というのはビックリしますよね。汗

ということは、いかに「接触頻度」を下げないか(思い出す機会を多く作るか)が、離脱を防ぎ、LTVを高くするために重要かがわかると思います^^

 

どうやって「接触頻度」を上げるのか?

では、実際にどうやって「接触頻度」を上げていけばいいのか考えましょう。

最初にも伝えた通り、何も「接触=通院」では無いのですから、手段は沢山あるのです。

例えば、

  • サンキューレター
  • サンキューコール
  • ニュースレター
  • DM(暑中見舞い、年賀状なども含む)
  • ブログ(メルマガ)配信
  • Facebookの投稿
  • Instagramの投稿
  • Youtubeの動画配信
  • 公式LINEアカウントによるメッセージ配信
  • 公式LINEアカウントのvoom更新

などなど。あらゆる方法で患者さんと接触することができます。

正直「サンキューレター」か「サンキューコール」は最初のリピート率を上げるためにも必ずやって欲しいものですが。。。笑

定期的な接触頻度を高める施策としては、ニュースレターやブログ配信、Instagramの投稿、公式LINEアカウントを使ったメッセージ配信、Youtubeの動画配信などはぜひオススメしたいですね!(各SNSを見てもらえるようにするための誘導などは別途必要になってきますが。)

何故なら、DMはなかなか理由がないと送れなかったりしますが、ニュースレターやブログ、Instagramなどの「情報発信」であれば、理由が無くても定期的に相手に届けることが出来るからなのです!

 

Instagramの投稿なんて誰か見てくれるんですか?なんて思うかも知れませんが、ちゃんと患者さんにInstagramのフォロワーになってもらっておけば、意外とちゃんと患者さんは見てくれていたりするものなんです!

仲の良い患者さんなんかであれば、普通に後日来院してくれた時に「先生この間の〇〇見たよー」って感じで声掛けてくれたりしますからね^^

それが楽しそうな記事だったり、役に立ちそうな記事なら尚更ですよ!

僕らは誰だって情報に価値を置いているのです。

タメになる内容だったり、価値ある知識の提供さえ意識すれば、ちゃんと患者さんはInstagramの投稿でもブログでもYoutubeでもニュースレターでも見てくれるのです!

 

その証拠に、あなたは「雑誌」や「本」をお金を出して買ったりするでしょう?

あれが「情報」と言わずなんと言うんですか!まさに「情報」にお金を払って購入していることだってあるんですから!

ですので、ぜひ「価値」ある情報をInstagramの投稿やニュースレターとして作成し、定期的に患者さんに送り、接触頻度を高められるように意識してみてくださいね^^

 

 

 

まとめ.何もしなければ離脱するよ

良い治療だけしていれば患者さんはずっと来院してくれる、治療以外のことを行うのは逃げだ、なんていうのは正直言って「他のメンドクサイことはしたくない」というのをオブラートに包んでいるだけの言い訳だと思っています。

治療以外に患者さんが価値を感じる部分がある以上、そこを一切提供しないというのはただの怠慢でしょう。

そりゃ患者さんも離脱するって話です。

もしあなたが来院してくれた患者さん1人ひとりと、できる限り長く付き合っていきたいと思うのであれば、ぜひ今回の「接触頻度」を高める、という意識を持って、現場以外でも患者さんと接触できる機会を沢山作ってくださいね^^

それだけでリピート率が伸び、経営が安定していくでしょう!

ニュースレターの作成やYoutubeの動画配信、Instagramの投稿などをメンドクサイという人はいるでしょうが、決して「難しい」ことではないはずですので、ぜひ頑張ってみてくださいね^^

 

 

 

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