多くの治療院のホームページを見ていると、「あー、、、これは最後のところで予約を取り逃してるだろうなー」というホームページが沢山あります。
どれだけ良いページ、どれだけデザイン性のあるページを作っても、最後にあなたの院に「予約したいんですけど、、、」の電話が鳴らなければ意味がありません。
今回は、多くの人が最後に誤る詰めの部分をお話していきたいと思います。
目次
症状ページには料金も問合せ先もちゃんと載せろ!
多くの治療院のホームページを見ていると、腰痛や肩こりなどの症状ページに初診でかかる料金や、予約フォームが記載されていないページをよく見かけます。
例えば、これは歯医者さんのホームページの例ですが、こういった具合です。
このページ、実はそこそこ長いページで他はよく作られているんですが、最後まで説明だけで終わってしまうのです。そして残念ながらこんなことでは最後の最後で患者さんからの予約を取り逃してしまうのです!
この赤枠で囲われた部分には少なくとも予約が出来るようにメールの問合せフォームや、電話番号を記載し、出来れば初回でかかる料金も記載しておくと反応が上がったでしょうね。
何故?症状ページの最後に問合せを入れるのが大事なの?
結論から言わせてもらうと、ホームページをネットで検索して調べものをしているユーザーがあなたのサイトを離脱するまでに見てくれるページ数の平均がせいぜい2ページ〜3ページ程度しか見ないからなのです。
例えば、上記の歯医者さんのホームページで言えば、「あ、なんかここの歯医者さん気になるなー」って思ってから料金や予約を取ろうとすると、料金表のページも別にあって、そして予約フォームも別のページにあったのです。
つまり、検索ユーザーは
検索画面→トップページ→各症状の説明ページ→料金表のページ→アクセス(場所の確認)→予約問合せページ
と、何度も何度もページを進んでいかなければ自分の欲しい情報が全て手に入らないようになっていたのです。
こんなことをしていては、確実に途中で検索ユーザーの離脱がおきるのです。
現在、あなたの治療院サイトに訪れた人の途中離脱はどんどん増加しています
この理由は、検索ユーザーが近年パソコンを使った検索よりも、スマホを使った検索をメインに活用しだしたことによる変化です。
あなたも経験がありませんか?ページを開こうとしたら、更新中のマークがくるくるくるくる、、、と回って、なかなかページが開かないという経験を。笑
そして、ほんの5秒程度ですが、それでもなかなか開かないことに嫌気がさして「戻る」ボタンを押して、ページから離脱してしまうのです。
残念ながら、スマホで何か検索しようとしていると、こういったことが日常茶飯事的に起こります。
つまり、何度もページを移動させればさせるほど、このリスクが高くなり、結果的に離脱が増えてしまうのです。
症状ページの最後は必ず問合せフォームを設置する
今後ホームページを集客に活用していくためには、確実に適切な場所に問合せフォームを設置する必要があります。
うちで言えば、このような感じですね。
ページの終わりに、しっかりと「この施術を受けるために最初にかかる料金はいくらなのか?」を記載した上で、メールでも電話でもすぐに予約が出来るように問合せフォームを設置しています。
ちなみに、スマホサイトで言うなら
このように、サイトの上部か下部にスクロールしてもずっと付いてくるタップ出来る予約ダイヤルなどを付けるのも非常に有効です。(例はショッピングカートになってますが。笑)
まとめ.治療院のホームページは細部にまで気を配れ!
ぶっちゃけ今回の内容なんて「うわっ、細かっ」って思う先生もいると思うんですよね。
しかし、その細かい部分がどれだけ反応数に関わっているかを真剣に考えるべきです。
仮に1ヶ月に最低2件程度の問合せを取り逃していたとすると、年間で24件の取りこぼし。(月間2件くらいなら本当に十分変わります。あるいはもっと変わる可能性も。)
もしあなたの院の患者さん1人あたりのLTVが4万円程度行っていたとすると、24人×4万=96万円の損失です。
しかもホームページなんて作成してから何年経ってますか?仮に3年目だとすると96万×3年間=288万円の損失なのです。
これからあと何年、今のホームページを使い続けるでしょうか?こんな些細なことで、どんどん目には見えない取りこぼし損失は膨らんでいっているのです。
メンドクサイと思わずに、ぜひこの機会に修正を検討されてみてくださいね^^
追伸
この記事を通して、できる限りたくさんの整骨院業界に関わる人に、整骨院の経営のノウハウを届けていきたいと思っています。もし、記事が面白いと思ったのであれば、
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