多くの治療院でホームページを持つことが一般化しつつある現在。
片やホームページからどんどん予約が入ってくる院もあれば、さっぱりネット予約が入ってこない院があるのも事実です。
では、一体2つのホームページのどこでそれほど大きな違いが出てしまっているのでしょうか?
目次
予約が殺到するホームページと、予約がさっぱり入らないホームページの違い
もちろん、細かい部分を見ていけば、あらゆるところに違いがあるのは間違い無いのですが、今回はその中でも特に予約数に影響しやすいポイントをお伝えしていきましょう。それは・・・・・・、
「メリットを売っているか?」それとも、「特長を売っているか?」の違いなのです。
メリットと特長って何か違うの?
もしかしたらあなたはこんな風に思われたかも知れませんね。
しかし、メリットと特長というのは全く別のものなのです。まずは例を紹介しましょう。
例1
特長「バキバキしない骨盤矯正を行います。」
メリット「痛みのない骨盤矯正で、産前の体型にしていきます。」
例2
特長「シルエットがとても綺麗で、デザインの良いジャケットです」
メリット「女性から『今日の服装かっこいい!』と思われるジャケットです」
例3
特長「当社の家庭教師の先生は全員有名大学に在学中の生徒です」
メリット「子供の点数を20点以上伸ばせる能力を持つ先生だけを集めた家庭教師集団です」
どうでしょうか?笑
これを見れば何となく分かると思います。これらの例は全て同じ商品・サービスを「特長」で表現したか、「メリット」で表現したかの違いなのです。
あなただったら、どっちの文章を読んだ時のほうが「おっ?」と思うでしょうか?
おそらく「メリット」で表現されているほうが、仮に同じ商品だとしても気になるのではないですか?
人は商品を買うのではなく、そこから得られるメリットを買う
極端なことを言えば、僕たちは商品そのものを買っているのではなく、商品を通して手に入れることのできるメリットを買っているのです。
例えば、冬にヒートテックを買うのはヒートテックのデザインや素材が欲しくて買うのではなく、「着てたら冬でも暖かい」というメリットが欲しくて買っているのです。
高い時計を買うのは、本当に時間を知りたいわけではなく、所有欲を満たしたり、かっこいい!って言われたいから買うのです。
ここを理解してホームページを作成すれば、一気に予約が取れるホームページになっていくんですよ!
実例を紹介
これは、安心感を与えることは出来るかも知れませんが、ぶっちゃけると読み手側からすると、それほど魅力的な内容でもないのです。別に実践経験豊富でなかろうと、患者さんからすればちゃんと治ればいいわけですからね。
逆に、こちらは分かりやすくメリットを表記出来ている例です。
患者さんが欲しいメリットとはこういうことなのです。別に手技をしっかりしてくれるとか、とても珍しい技術だとか、習得に何年もかかっただとか、そういうことを知りたいのではなく、まさにこの画像にかかれているような「自分にとってのメリット」が書かれているからこそ、患者さんは「あ。ここに行ってみよ」となるのです。
まとめ.「特長」を売るな、「メリット」を売れ
今回で話した部分は、うっかりするとどちらでも同じように見えるかも知れません。
実際、患者さん自身も読んでいて、「あ、これは特長だから別にいいや」とか「お。これはメリットだから行こう」とか考えているわけでも無いからです。
しかし、無意識でも僕らの脳みそはこの辺をしっかりと判断して、自分に取って「必要」なのか「不必要」なのかを判断しているのです。
この視点を持った上で、一度あなたの院のホームページを見直してみてはいかがでしょうか?
あなたのホームページは「特長」だらけになってはいませんか?^^
それでは!
追伸
この記事を通して、できる限りたくさんの整骨院業界に関わる人に、整骨院の経営のノウハウを届けていきたいと思っています。もし、記事が面白いと思ったのであれば、
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