いよいよ2020年を迎えますね。
あなたはこれからどんな治療院を作っていくためにがんばるでしょうか?
スタッフをたくさん雇って分院展開していきたいですか?
それとも、1人治療院で自分のやりやすいようにやっていきたいでしょうか?^^
もしあなたが今後「骨太な1人治療院」を目指して頑張っていきたいのであれば、2020年は「ここ」にだけ集中してみてはいかがでしょうか?
ここを頑張るだけで立派な売上の立つ1人治療院に変わっていきますよ!
目次
骨太な1人治療院はまず「集客」と「LTVの向上」だけに集中すればいい
大前提としてしっかりと患者さんの痛みを取れるだけの技術を持っていることが大事ですが・・・
もしそこをクリアしている自信があるのであれば、1人治療院で月商200万とか300万に到達するだけなら「集客」と「リピートアップ」にだけ意識を向けて集中すれば十分届くようになります!
新しい機械を入れて売上の柱を増やしたり、マニュアルを作成してスタッフを雇ってキャパを広げる・・・なんてことを考えなくても、これくらいのハードルであれば間違いなく届くのです。(月商300万以上、それこそ500万とかを狙いたいのであれば、さすがにスタッフを雇うことを検討したり、新しい売上の柱を導入したりすることも検討しないと難しいことが出てきますね。あるいは1回の施術で1万円以上を頂ける先生であれば、1人治療院のままでも500万に届くと思いますが、僕はそれが「誰でもできる」ほどの再現性があるとは思えないですね。汗)
いろんなセミナーに参加されて他院の仕組みを勉強してみたり、いろんな手技を身に付けたり、機械を購入したり・・・それでもなかなか売上が上がらない先生は、一度この基本に戻ってみてください^^
集客に集中するとは言っても、1人治療院なら月の新患さんなんてこれくらいで十分
実際、僕のクライアントさんの例を挙げると月に20人に届かない新患さんの数で、月商200万円を超えているクライアントさんはたくさんいます。(月の新患さんが15人に届いていないのに、月商300万円に届いている先生もいるくらいです。)
もちろん、新患さんが多いほうが売上が立てやすいのは事実である側面もありますが・・・
ぶっちゃけるとこういった上手く行っている治療院の先生ほど「いや、もうこれ以上新患さん来られても見れないんで、これくらいで十分です。笑」なんて言われたりします。
逆にこういった先生のところが新患さんを30人とか40人集めようとすれば、既存患者さんへの対応が不十分になって、結果的に売上が下がってしまう可能性すらあるくらいなんですね。(というより、新患さんを増やしすぎて既存患者さん離れを起こしてしまう失敗をした先生は結構います。汗)
そもそもよく考えてみてください?
本当の本当に新規の患者さんの1回目なんて利益率最悪なんですよ?
初診って既存患者さんに比べると時間が2倍くらいかかりますよね?(3倍くらいかける治療院さんも珍しくないですね)
じゃあ頂ける料金が2倍3倍違うかっていうとそんなことなくて・・・汗
むしろネット予約オファーだとか、チラシのオファーだとかを考えると、頂ける金額だって既存患者さんよりも少ないなんてことも多いですよね?
そう。そもそも新患さんって売上だけの面でいえば効率が悪いもんなんです。
ということは、新患さんばかりを1人治療院なんかで入れてしまうと絶対に売上なんか立たなくなってしまうのです。汗(もちろん、全く新患さんが来なくてもそれはそれで経営が成り立たななくなりますけど)
結局1人治療院なら新患さんは20人、それこそ25人もくれば本当にもう十分ですし、もし1人治療院で30人も40人も新患さんが来てほしいって思っているのであれば、そもそも経営の仕組み自体に何か問題があるってことを一度疑ってみたほうが良いです!
ちなみに月に新患さん20人っていえば、目新しい集客法なんかに手を付けずに、HPをしっかり作りこんでPPC広告をかけて、あとは紹介なんかをしっかりといただければ十分に届いちゃうくらいのハードルなんですよね。(地域によってはチラシのほうが反応が出るところもあり。)
もし、今現在の新患さんの数が20人に届いていないのであれば、目新しい集客法なんかに目を向ける前に、基礎基本の集客手段をまずは徹底的に見直して2020年の初めのうちにガッツリと作り直しておきましょう!
どれくらいのLTVを目指さなくてはいけないか?
では、月に20人程度の新患さんで月商200万とか300万に届く1人治療院さんの何が優れているかっていうと、うまくいっていない治療院と比べて圧倒的に患者さん1人あたりの「LTV」が高い傾向にあるんです!
どの程度の水準かというと僕のクライアントさんで言えば、例えば6カ月LTVでだいたい平均LTVが4万円は超えるくらいの先生が多いですね。
本当に高くなってくると6カ月平均LTVが6万を越えてくる院もあります。(平均ですから、1回しかリピートしかなかった患者さんを含めても、全体でこれくらいの数字になるってことです。)
こういった1人治療院の年間LTVはもっと大きな数字になることがほとんどですね^^
逆に新患さんが来ないとやばい!もっと新患さんが欲しい!って毎月言っている先生の院の平均LTVを見てみると6カ月LTVが20000円以下くらいだったりします。汗
そりゃ新患さんが来ないとどうにもならないですよね、、、だって1人あたりの患者さんから頂ける金額がめちゃくちゃ小さいんですから。汗
LTVが4万円を超えている院と(もっと言えば6万円を超えるような院と)、LTVが2万円以下の治療院では、新患さん1人の治療院経営に与える価値が倍以上も違ってしまっているのです。
正直にいって、治療院経営が安定している院と、なかなか売上が上がらない院の最大の違いはこのLTVの差だと言ってもそんなに大きな間違いではないでしょう。
あなたの治療院の平均LTVはどれくらいでしょうか?
そもそも、あなたはちゃんと平均LTVを出しているでしょうか?
もしあなたの院の現在のLTVが低すぎると感じるのであれば、ぜひ6カ月平均LTVで4万円、可能であれば5万、6万と伸ばせるように頑張ってみてください^^
これくらいの数字に届いているのであれば、ある程度しっかりとリピートや継続が獲得できる治療院になっているでしょう!
まとめ.集客も大事だけど、もっと大事なのはLTVを伸ばすこと
今回お話したように、1人治療院で常に新患さんばかり入れていると必ず時間当たりの効率が落ちることになってしまいます。
そのうえ既存患者さんの入れられる枠も減ってしまい、結果的に売上が立たないという結果になってしまうのです。
今現在の新患数が20人に届いていないなくても、1人治療院で新規20人なら、集客は基本に集中するだけで十分売上を賄えるだけの新患数は確保できます。
あまり無理していろんな集客法を学んでくる必要はなく、基礎に集中するだけでいいのです。(どうしても競争が激しい地域なんかは、それだけだと足りないケースも最近では出てきますけど。汗)
そのうえで少しでも平均LTVを伸ばせるように、しっかりと患者さんにリピートしてもらえるような治療院作りを目指していきましょう。
LTVが2倍になれば、実質新患さんが2倍になっているようなものです。(あるいはそれ以上の価値)
キャパがどうしても小さい1人治療院だからこそ、ここが本当に重要になってくるのです!(スタッフさんがたくさんいるなら、多少LTVを落としても、数でカバーできる戦略を取れるけど、1人治療院でそれは無理)
2020年、令和を迎えていよいよこれから本当に骨太の1人治療院を目指していこうと思っている先生はぜひ平均LTVを伸ばすことを念頭に新しい1年を頑張ってみてくださいね^^
この記事を通して、できる限りたくさんの整骨院業界に関わる人に、整骨院の経営のノウハウを届けていきたいと思っています。もし、記事が面白いと思ったのであれば、
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