
あなたはホームページやホットペッパービューティー、チラシなどで集客をする際に、しっかりとオファーなどは用意出来ているでしょうか?
オファーをしっかりと使っている先生もいれば、HPのどこにもオファーを用意していない先生もまだまだ多かったりしますね。
このオファーというものは、新患さんを大量に集めるためには非常に有効な一手にもなりえる要素なので、個人的にはぜひ上手に使ってもらいたいと思っているのですが・・・・・・
治療院業界の先生たちの中にはオファー嫌いな先生もわりと多かったりするせいか、テスト段階だというのに、ちょっと思い切りが足りないオファーから始めてしまうことで、結果的に時間を失っている先生も多いように思います。
オファーを導入するのであれば、導入の仕方にも注意すべき点があるのですね!
それがどういった部分なのかと言うと・・・
ベストオファーでテストしないと、時間の無駄
そもそもオファーっていうものが何かと言うと、
- 初診料1000円割引
- 半額クーポン
- 3回の手技で1回分の料金
などと言ったように、「今」来院すれば、こんなメリットがあるよ(だから今来て)という、来院する際の患者さんのメリットとなるような提案(オファー)のことを言います。
当然、何もオファーが無い場合に比べて、(締切のある)オファーがあったほうが患者さんも「せっかく行くなら、この日までに行こう!」という気持ちになりやすいのは、あなたもなんとなくわかると思います。
ぶっちゃけると世の中の集客なんて、大抵がオファーとワンセットですよね。笑
テレビショッピングなんかはまさにこのオファーを上手に使っている販売スキームだと言えるでしょう。
こういったオファーを有効活用することによって、治療院経営でも新患さんの集客がかなり円滑に進むようになるケースは本当に多いのです。
どんなオファーがいいの?
では、どんなオファーから試していけばいいのか?と言われれば、とりあえず「あなたの院の経営が成り立つ限界の中で、最大のもの」をまず最初から出してみてテストするのが一番てっとり早いことが多いです。
どういうことかと言うと、オファーは強ければ強いほど基本的には訴求力が高まるわけですが、そのせいであなたの院の経営が成り立たなくなるようなオファーを出してしまっては、どれだけ新患さんを集めても意味がありませんよね?
例えば、世の中で過去に実際にあった強烈なオファーの例で言えばケータイショップのオファーですね。
過去のケータイショップのオファーと言えば、「他キャリアからの乗り換えは50000円キャッシュバック」とかありましたよね。あなたも昔一度くらい見たことありませんでしたか?家族で4台乗り換えれば20万キャッシュバックです、みたいなことが書かれた看板を。笑
これは強烈です。
強烈すぎて、ちょっと国のほうから新規ばかり優遇するなと自粛を促されてしまった背景もあり、今ではそのようなオファーを見かけることは無くなりましたね。
まぁ上の例は極端ですが、何が言いたいかと言うと、某ケータイキャリアはこの「5万円キャッシュバック」して新規を獲得したとしても、経営がプラスになると予測が立っていたということなんですね。
つまり、経営が成り立つ中で最大のオファーを出していたわけです。
しかし、これをもし仮に治療院でやったとしたらどうでしょう?
「初回治療来院してくれたら、50000円キャッシュバックします。」
いやいや!無理ですよね!100%経営が成り立たなくなります。笑
つまり、「唯一絶対のオファー」が存在するのではなく、「あなたの院で出せる限界のオファー」をそれぞれの院で考えなければいけないのです。
まずはベストオファーから試す
例えば、治療院の業界で使われているオファーで実際に強いオファーとして使われているものとして、
- 初診料半額
- 初回無料
- 通常10000円の施術が初回1980円
- 3回の治療で2980円
などがありますね。(あなたもこんなオファー見たことありませんか?)
これ、人によっては3回で2980円では(経営が)やっていけない!という人もいるかも知れません。
それどころか、初回無料でも厳しい!っていう人もいるかも知れませんね。
ただ、何が言いたいかと言うと、とりあえず最初にオファーを試すんなら自院におけるベストオファー(一番強いオファー)を試さないと時間が勿体ないよ?ということです。
どういうことかと言うと、オファーが強ければ普通それだけで集客効果が高まるわけです。
それで新患さんが増えれば良いわけですし、あるいは予想以上に新患さんが集まってしまった場合は、そこからオファーを徐々に弱くしていって、あなたが満足いく程度の人数の新患さんが来てくれるところまでオファーを調整していけばいいわけです。
しかし逆に、オファーが最大限強いにも関わらず新患さんの人数が増えないようであれば、それはもう価格だけの問題ではなく、そもそも商品そのものや、HPの魅せ方、キャッチコピーなどといった別の部分に問題があるということなので、そこから変えていかなければならない、ということがハッキリと分かるのです。(つまり、オファーが悪かったのか、それ以外に問題があるのか、がベストオファーで試せばすぐにわかるということですね。)
しかし、この逆はいけません。
とりあえず中途半端なオファーから試して反応が薄かった場合、結局オファーが悪いのか、それ以外に原因があるのかがわかりにくくなってしまうからです。その場合またオファーを少し強くしてみて、それでもダメならまたさらにオファーを強くしてみて・・・と、切りがなくなってしまうのです。(そして最悪の場合原因がオファーでなくて別の部分だったりすれば、時間の無駄にしかならないということ)
つまり、これからオファーを作っていこう、試しめてみよう!と思うのであれば、まずは最初からベストオファーで勝負に行ってみるのが結果的に一番時間を有効に使えるということなのです!
まとめ.最初から中途半端なオファーを出すのは時間がもったいない
最終的に、少し中途半端なオファーに落ち着くのは構いません。
調整の結果、徐々にオファーを弱めていって、そのオファーで十分な集客が可能だった、ということでしょう。
しかし、最初から中途半端なオファーを試すことはたまたま上手くいくことはあったとしても、同様に大事な時間を大きくロスしてしまう結果を招くこともあるのです。
その結果、自分の院にピッタリのオファーを見つけ出すことに、ただただ余計な時間がかかってしまうのは本当に勿体ないことなんですね。
近頃ではホットペッパービューティーなんかに掲載を始める治療院も増えてきましたし、オファーの掲載がほぼ必須のポータルサイトなんかでは、特にこういったオファー掲載には気を使わなくてはいけません!
自分が現場で集客をかけていた頃も、たしかに思い切った強いオファーを出してしまって、死ぬほど患者さんが来てしまい現場が回らなくなってしまったことが何度かあります。笑
しかしそこからオファーを徐々に弱めて行って、チラシやネット集客の反応を「あえて」落として反応を見ているのです。(その結果、ある程度ちょうどよいくらいの新規人数の反応が出るように調整できているわけです。)
もし、あなたが集客において悩んでいるのであれば、オファーが集客に与える影響はかなり大きいので、まずはあなたの院が出せるベストオファーを試してみて、集客に与える反応の差を確認してみてはいかがでしょうか?^^
この記事を通して、できる限りたくさんの整骨院業界に関わる人に、整骨院の経営のノウハウを届けていきたいと思っています。もし、記事が面白いと思ったのであれば、
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