あなたの治療院ではチラシやハガキを定期的に行なっているでしょうか?
やっているだけでも成果は上がるでしょうが、せっかく行うのであれば成果を出来る限り最大化したいものですよね?
そこで今回は反応数に割と影響を与える「締切の設定」についてお伝えします。
締切は短いくらいの感覚のほうが良い
最初に結論から言ってしまうと、締切の期限として反応が高まりやすいのは見込み客の手元に届いた時から締切の残り日数が7日〜10日間ほどの時です。
締切が短いと反応できないんじゃないか?というのが心配でついつい締切を2週間とか3週間、ヘタすると1ヶ月くらいに設定してしまう先生も多いのですが、締切は実は長くなれば長くなるほど反応が下がってしまうのです。(かと言って、手元に届いた時点で明日が締切!とかだと、本当に反応出来ないので気を付けてくださいね。笑)
例えば、治療院のチラシや、送られたハガキなどを見ていると「今月末まで」のような締切設定をしていることが多いです。(ちなみに、締切は「必ず」必要です。そもそも期限が無いチラシやDMは反応が下がるので、「必ず」締切は設定するようにしましょう。)
しかしこの場合、これが見込み客の手元に月の下旬に届くのであれば、「今月末まで」という締切は機能しますが、もし月の上旬に届くようにしているのであれば、あまり締切が機能しなくなるのです。
ですので、「月末まで」という締切を使う場合には、手元に届く日にちを予測して配布するようにしましょう。
なんで締切が伸びると反応が下がるの?
もしかしたら、あなたはこう思ったかも知れませんね。ですので、何故締切が伸びると反応が下がるのか説明しましょう。
まず、どのチラシやDMでも反応は配布を始めた1日〜2日目と、そして締切前の1日〜2日が反応が伸びることが多いです。
前半で反応する人は「まさにちょうど治療院に行こうと思ってたんだ!」と言った、タイミングがピッタリと合った人たちが反応しやすくなります。
それに対して後者の締切直前で反応する人は「あー、治療院にちょっと行こうと思ってたんだよなー。今忙しいからあとで電話しよ」という本当に忙しい人や、「うーん。。。気になるし、行きたいけど、どうかなー??」という少し悩む人が結局締切が差し迫ることによって、「やっぱり行っとくか!」と決断してくれることによって、反応してくれます。
(もちろんこれはザックリとした分類です。そんな感じ、、、という程度で捉えてくださいね^^)
そして、締切が長すぎるとこの後者の反応が消えることが多いのです!
何故かと言うと、まず後者の人たちは「まだ締切までもう少しあるから、後で連絡しよう」と、最初のタイミングで連絡をしてくれません。
しかし、この時に締切が比較的近ければ「今日帰ってから連絡しよ」とか「明日には連絡しよ」とか「週末には連絡しよ」といった風に、締切を意識して行動してくれるので、結果的に締切前には連絡を貰えることが多いのですが、、、、、、
それに対して、締切がまだ2週間とか3週間とか先だと「まだ締切まで結構時間があるな、でも気になるし、時間があるときに連絡するか」と思っても、すっかりと締切のことを忘れて、結局締切が過ぎても連絡しないまま終わってしまうということが本当によくなるのです。
結果、後者の人たちが締切を忘れて、行動するのをそのまま忘れてしまうことによって、反応数が下がってしまうのです。
まとめ.怖いかも知れないが締切は短く
そもそも人は行動するのが非常にメンドクサイものなのです。
それでも何故動くのかと言うと、「締切」があるからです。本当に人はギリギリまで動きたく無いんですよ。(夏休みの宿題を、夏休みの終盤にならないとしない人が多いのは、締切が遠いからです。試験勉強とかもそうですね。)
締切が遠い=緊急性が乏しい、と人は一気にそこに対する関心が薄くなります。
そのため積極的に動くほどの気力がわかないまま終わってしまって、チラシやDMの反応が下がってしまうのです。
もしこれまで毎回毎回けっこう締切を長めに取っていた先生は、この機会に一度テストだと思って、締切を短めに設定してみてはいかがでしょうか?^^
追伸
この記事を通して、できる限りたくさんの整骨院業界に関わる人に、整骨院の経営のノウハウを届けていきたいと思っています。もし、記事が面白いと思ったのであれば、
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