治療院経営はやりながら精度を上げていく

日本の教育の賜物なのでしょうが、基本的に日本人の多くは「失敗」を恐れる度合いが大きすぎるように思います。

もちろん「失敗」を避けること自体は良いこともあるのですが、経営に関して言えば足を引っ張ることのほうが多いのですよ？

失敗しながら精度を上げていけば十分

以前の僕も「失敗」を恐れ、出来るだけ失敗しないように失敗しないようにと行動してきました。

結果的に得られるのは当然『無難』な結果です。

もし、当時のままであれば起業することも無かったでしょうし、院長としてある程度の結果を残すことも無かったでしょう。

もう割と昔の話になりますが、僕はある時に失敗には２種類の失敗があると学びました。

それは、失敗には「沈没の失敗」と「舵取りの失敗」があるということでした。

沈没の失敗

やってはいけない失敗。それが沈没の失敗です。

例えば、失敗したら１０億の借金を抱えてどうにもならなくなる、とか、失敗したら捕まるとか、、、まぁ要は立て直す余地の無い失敗ですね。

これで終了。これ以降は挽回のチャンスももらえない、っていうような失敗のことです。

こういったケースは実際はかなり少ないはずですが、人生の中にはたまーーーにこういった大きな失敗もあるのも事実です。

これは船で言うところの「沈没」。やり直しの効かない失敗ですよね？

舵取りの失敗

それに対して、何度やっても構わない失敗が舵取りの失敗です。

「予想とは外れた」けど、じゃあ修正してやり直せば良い、「こっちに行くつもりが反対に進んでた」、じゃあ来た道を戻れば良い、というようないくらでもやり直しが聞く失敗です。

これが船で言うところの「舵取りの失敗」。

ぶっちゃけた話、世の中の人が心配しているほとんどの失敗がこの「舵取り」の失敗なのです。

でも、よくよく考えてみてください。舵取りの失敗なら、またやり直せばいいだけなんですよ＾＾

失敗しないという最大の失敗

サッカーのシュートだって、自転車に乗る練習だって、今まで出来なかったことを出来るようになろうとする時には何度も失敗しますよね？

よっぽどの天才で無い限り、最初から上手くいくことのほうが少ないはずです。

そうやって、何度も失敗を繰り返しながら、段々となんでも出来るようになっていくはずです。なのに、

• チラシは以前撒いたけど反応が無かったからもう送ってない
• ハガキは前に送ったことがあるけどダメでしたよ
• セミナーで聞いた手法は僕の院では合いませんでした。。。

それってちょっとすぐに成果を求めすぎじゃないですか？？

いったいどれだけ撒いたのでしょうか？セミナーで聞いた手法はどれくらいの期間試してみたのでしょうか？

子供の時に出来ていた「失敗しても何度もトライして上手くなる」という当たり前だったことが、大人になったら失敗という壁にぶち当たるのが嫌になって、何度も挑戦することを諦めてしまうのです。

結果的に残るのは「失敗」の数も少ないけど「経験値」の量も少ない、、、という最悪のパターンです。

これでは、当たり前ですが「無難な成果」しか得ることはできないのです。

まとめ.やりながら上手くなればそれで大丈夫

実際、僕だって全ての施策が成功するわけではありません。

というか、１０回やれば成功なんて２回か３回程度です。笑

しかし、このトライに対して２回は成功した！！と思えるのと、８回も失敗した、、、、、と考えるのとでは、行動のスピードに圧倒的な差が生まれてしまうのです。

安心してください。

ほとんどの失敗は「舵取りの失敗」、ちゃんとやり直しが効きます。

失敗したなら、次はもっと上手になってチャレンジすれば良いのです。

このマインドセットの変化のおかげで、僕の中で失敗をポジティブに捉えられるようにもなりました。結果、すべての行動のスピードがあがったと言っても過言ではありません。

１ヶ月も半年も１年も、、、ずっと「どうしようかな？やったほうがいいのかな？」と悩み続けていることはありませんか？

それが「沈没の失敗」であれば避けたほうが良いかも知れませんが、「舵取りの失敗」なら今すぐに挑戦してみるべきです！

だって失敗したっていいのですから＾＾

今、動くことにすごく怖がっている自分がいるのであれば、今回の話をしっかりと胸に刻んで、自分を動かせてあげてみてくださいね！

追伸

この記事を通して、できる限りたくさんの整骨院業界に関わる人に、整骨院の経営のノウハウを届けていきたいと思っています。もし、記事が面白いと思ったのであれば、

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