
多くの整骨院や整体院の先生が陥りやすい罠として「初回の問診で痛みに対しての話しかしない」ということがあります。
特に、自費移行した直後の先生が陥ってしまいやすい印象ですね。
この罠に陥った先生に訪れる結果こそが「患者さんに継続通院をしてもらえない」ということなんですね。汗
「痛み」の話にこちら側がフォーカスしてしまっているから、患者さんとしても「痛み」が取れれば通院をやめてしまうという、ある意味自業自得のような状態に陥ってしまうわけです。汗
継続用の回数券が出ない、会員になってくれない、そもそもリピート回数が伸びない等……
これらは出来れば治療院経営において避けたいことの1つです、単純にこの状態が続いてしまうとカルテ枚数も増えていかず経営が上向いていかないですから。汗
確かに患者さんは「痛み」を抱えて来ているわけなのですから、「痛みを取り除く」話をすること自体はいいんですけど……
その話ばかりしていては、患者さんは決して3カ月とか6カ月とか、あるいは1年というように、しっかり継続通院してくれる優良患者さんにはならなくなってしまうんですね。
ではどういう話まで初回問診の段階でしっかりとしておかなければならないかと言うと……
目次
整骨院や整体院の継続通院は初回問診の伝え方で決まる!
僕自身、実際に現場でいろいろと実践していたこともありますし、今現在いろんな地域のクライアントさんに試してもらってもそうなのですが、まず間違いなく患者さんが2カ月とか3カ月とか6カ月というような、ある程度まとまった継続通院をしてくれるかどうかは「初回の問診の段階で通院のイメージをどんな風に伝えたか?」が大きな影響を与えます。(当たり前と言えば当たり前ですけどね。笑)
例えば、仮にあなたの院が最初に5回の回数券を販売していたとして、5回の回数券が切れた時に継続して別の商品を買ってくれるかどうかは、5回目のその時になって必死にプレゼンをしても遅いってことなんですね!
継続して通ってくれるかどうかはもっと早い段階での教育によって決まってくるのです!
あくまでも最初の問診の段階で伝えるべきことを伝えておかなくては、その時を迎えての成約率が上がっていかないのです。
継続して通ってもらいたいなら最初から素直に話す
では、初回の問診で何を伝えておかなくてはいけないかというと……
素直に「今の〇〇さんの状態を根本から改善するためには、うちに3カ月間(別に半年でも構いません。ここは先生が実際に通って欲しい期間・回数を伝えましょう)くらいを目安に通ってくださいね!」と伝えなくてはいけないんです!
こんなことを相談された先生に言うと、
「え?最初から3カ月も通え、なんて言ったら患者さんはリピートしてくれなくなるんじゃないんですか?」
「ええっ?まだ痛みも取れてないのに、そんな先のことまで伝えられませんよ!」
なんて先生から言われたりもします。
でもね、そんなこと言って「まずは回数券で5回通って」とか、そんなことしか伝えてないから患者さんが最初の4回とか5回の治療で、痛みが落ち着いたら満足して離脱しちゃうんですよ!!!
こちら側がそこまでのことしか言わないから患者さんも素直に「あ、5回通ったら終われるんだ」って思いながら通院をはじめてしまうのです!
もちろん、一方的に通達するわけではありません。
この話をする前から患者さんにしっかりと「今の症状をしっかりと治すために〇〇くらいの期間通えそうですか?」とか「これくらいの頻度ならこれくらい通えそうですか?」とヒアリングを進めていくわけです。
そういった尺度をすり合わせる必要があるからこそ、初回の問診があるわけですからね!
決して症状と痛みのことを聞くだけが問診ではないのです。(もちろん症状とか痛みとかのことも話しますけど。笑)
「順番に伝える」では、患者さんは不信感を感じる
では、こういった「期間や頻度」のことについて最初の問診で伝えられない先生たちがどういう風に考えているかというと、「まずは患者さんが痛みを感じている部分をある程度治して、それから予防の必要性なんかを話して予防通院してもらおう」っていう風に考えているんですね。
言ってしまえば先延ばし思考な訳です。
確かに、そういう風に考える気持ちもわかります。
「患者さんは痛みを取りに来ているんだから、まず痛みを取ってあげないと予防の話なんて聞いてもらえるわけない」と。
先生自身もそんな風に考えたりしてしまっていたりするわけです。
だからこそ、多くの先生はまず「最初に4回、5回くらいしっかりと通ってくださいね!それくらいしっかり通って頂けると、今ある痛みはだいぶ取れていきますよ~^^」と初回の問診で伝えてしまうわけです。
しかし、これが最大の勘違いなんですね!
実際に患者さんの立場に立って考えてみてください。
最初に先生から「4、5回通えばよくなる」と言われて患者さん自身も「それくらい通えばよくなるんだー」って思っているわけですよ?
そして実際に患者さんが4回とか5回通って「先生が言ったとおり、だいぶ痛みも取れてきたな。よかった。そろそろ終了かな?」って考えが頭をよぎることもあるわけです。
それなのにそのタイミングで初めて
なんて伝えると、患者さんとしては、
なんていう風に思ってしまうんですよ。(全員がこうでないにせよ、痛みが取れた人が離脱してしまうんですっていう先生はきっとこのパターンが多いはずですよ?)
結局、たとえ先生としては患者さんのことを考えて(あるいは単純に自分が言い辛かったから)情報を小出しに伝えようとしたとしても、患者さんとしてはただの「後出し」のように聞こえてしまい、ひどくなると疑われるようにさえなってしまうのです。汗
まとめ.継続が必要なら最初から伝えておく
最初からそのつもり(継続通院を勧めるつもり)だったとしても、後から伝えようとすれば、患者さんに勘違いさせてしまうこともあるのです。
だからこそ、初めから継続通院を患者さんに勧めるつもりがあるのであれば、最初の問診の段階でしっかりと尺度合わせをした上で、そう伝えなくてはいけないのですね。
その点を「一旦痛みが取れてから伝えよう」と後回しにしてしまってはいけないのです!
その考えが配慮であれ遠慮であれ、マイナスに作用してしまうことが多いのですね!
実際に継続して通うかどうか自体は患者さんが決めることですが、しっかりと伝えるべきことを最初のうちから伝えるまではこちら側が責任をもってやらなければならないことなんですよ^^
ここまでスムーズにいかなくても、このような流れで最初から患者さんの合意を得られれば、かなり継続通院する確率は高まってきますよ^^
なんといっても患者さん自身の気持ちの出発点が「3カ月くらい通ってちゃんとぶり返さないように治してもらおう!」という目標になっているわけですからね!
もし、あなたが現在「痛みが取れたら患者さんが通ってくれなくなっている……」とお悩みなら、ぜひ最初の問診の際に勇気をもって患者さんに伝えるべきことを伝えられるように頑張ってみてくださいね^^
この記事を通して、できる限りたくさんの整骨院業界に関わる人に、整骨院の経営のノウハウを届けていきたいと思っています。もし、記事が面白いと思ったのであれば、
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