整骨院や整体院経営においては少しでもリピート率が高いほうが良いのは言うまでもありません。
治療面から見ても、経営面から見てもそれは間違いありませんね。
しかし、5~6回目までのリピート率が9割を超える院もあれば、5割を下回ってしまう程度の院があるもの事実です。
もちろん、「問診」自体のクオリティがリピート率を左右するのは言うまでもありませんが、今回はもっと簡単に誰でも可能な部分で、リピート率が高い院が問診でやっていることの共通点をお話したいと思います。
目次
整骨院・整体院で初回問診からのリピート率が高い院がやっていること
リピート率の高い院が全てこの方法を取っているわけではありませんが、リピート率の高いクライアントさんや他院さんを見ていると、いくつかの共通点があることに気づきます。
特に難しいことではないので、解説は簡単にしておきますが、「これは簡単にできるし、面白いかも知れないな」と思ったらぜひ試してみてくださいね^^(そして、試した上で自分の院に合うものだけを残してみてください!)
初回問診だけ必ず白衣を着る
整骨院や整体院は病院と違って必ずしも白衣を着用しているわけではありませんね。
もしかしたら、あなたの院でも白衣ではなく治療着で普段から施術を行っているかも知れません。
しかし、そういった院でも「初回問診」の時だけはサッと羽織れる白衣を着て問診に入るのです。
見た目というのは想像以上に印象に大きな影響を与えます。
リピート率の高い院では、普段白衣を着ていなくても、初回問診の時だけ白衣を羽織っていたりしていることが多いので、ぜひ白衣が院にない先生は1枚用意してみてはいかがでしょうか?
机に座って問診を行う
問診を行う際には、普段治療に使っているベッドに患者さんを座らせて、そこで問診を行う先生も多いと思います。
しかし、リピート率の高い院では、あえて問診用の机を用意し、そこに座って問診を行うことが多いです。
もちろん、机やその前の壁には患者さんの喜びの声やビフォー&アフターの写真などをたくさん張って、「この院なら自分の症状も治りそう!!」と患者さんに想像させるような準備をしておくことも大事ですね^^
患者さんの右斜め45度の位置で問診を行う
人間には対面する相手との立ち位置によって、心理的に抱く感情が違うといわれています。
例えば真正面であれば相手に対して冷静・緊張して対応しやすいといわれ、逆に斜め前であれば、感情的・安心して対応しやすいといわれています。(このあたりは心理学の世界ですし、僕は決して専門ではありませんが。今回言っているのはあくまでもリピートが高い院がこの位置で問診をしていることが多いという、「統計と経験則」の話です。)
さらに、心臓の側は人間は警戒心が上がりやすいといわれていることから、左斜め前ではなく、右斜め前のほうが取引・交渉には良いとも言われています。
あくまでも参考程度ではありますが、もし机に真正面に座って問診を行っているのであれば座る位置を変えることを試してみてもらいたいですね^^
担当制にしている
これは初回問診というよりは、そのあとの流れになりますが・・・
スタッフさんを雇っているところでは、毎回毎回施術するスタッフがコロコロと変わる院もけっこうあります。
かくいう僕らも、毎回施術スタッフはコロコロと変わっていましたしね。笑
これ自体は別に良いのですが、ただリピート率の高い院では、初回問診に入った先生がそのまま担当としてその患者さんに続けて治療に入ることが多く、またそちらのほうがリピート率が高いことのほうが多いです。
院の体制にもよりますが、このあたりの変更も視野に入れてもよいかも知れませんね^^
ずっと担当制にするのが難しいのであれば、最初の安定するまでの数回は同じスタッフが入る、など工夫してみるのも良いでしょう!
まとめ.初回問診のリピート率を必死に伸ばす
今回はリピート率が高い院がやっていることの共通点をいくつか挙げさせてもらいました。(これで全部というわけではないですが、とりあえず簡単なものを。)
このあたりは「やり方」というよりはルールみたいなものですから、真似してみようと思えばすぐに真似できますよね^^
正直理由に関して言えば、出ている結果からの推測みたいなものもあるので、もしかしたら違うものもあるかも知れません。笑
とはいえ、ある程度結果の出ている院が「結果を出すために意図的に」やっていることなので、真似する価値はあると思いますよ!
ぜひ、今現在リピート率に悩んでいるのであれば、何か1つでもテスト的に取り入れてみてはいかがでしょうか?
この記事を通して、できる限りたくさんの整骨院業界に関わる人に、整骨院の経営のノウハウを届けていきたいと思っています。もし、記事が面白いと思ったのであれば、
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ことをしてもらえると、とても嬉しいです。今後もガンガン情報を公開していくのでお楽しみに!