多くの治療院のコンサルをしてくると、「あ。この人うまくいきそうだな〜＾＾」という先生と、「あ。ちょっとこの先生は厳しそうだから、コンサルはお断りさせて頂こうかな・・・」という先生の差がわかってきます。
言い換えれば、経営において、成功しやすい院長と、失敗しやすい院長の差はコンサルをやる前からある程度見えてくるものである、ということです。
もちろんこれは能力の話ではありません。
皆さん、今の自分では出来ないことがわかっているからこそコンサルに頼みたいのでしょうから。その時点で本人自身が自分の能力に満足がいってないのは当たり前です。
では、いったいどんな資質の差が明暗を分けるのでしょうか？それは・・・
上手くいく院長と上手くいかない院長の差ベスト３ その３ 「お金＞時間」
今回で「上手くいかない資質シリーズ」は最後になります。
最後の上手くいかない人が持っている資質は「お金＞時間」ですね。これが一番厳しい資質になります。
僕らの人生の中で、誰もが必ず持っている資源の中で、もっとも貴重な資源は「時間」です。
もちろん、お金が大事かどうか？と聞かれれば、それは大切な資源です。
が、どちらがより貴重で、そして得難く取り返しが付かないものであるかを考えれば、「時間」に軍配があがります。
そんな中で、失敗が続いている院長というのは時間をお金で買える場合でも、払われるお金のほうに意識がいってしまうという傾向を持っていることが多いです。
極端な例を上げれば
極端な例をあげれば、移動手段ですね。
職場まで電車で行けば２０分、歩いていけば１時間かかる、そんな道のりがあったとしましょう。ということは、往復で考えれば１時間２０分もの時間が、電車の定期券を利用するだけで毎日得られます。
これはまさしくお金で時間を買っているわけです。
健康のための運動、というのであればまだしも、さすがにこれだけの差があれば、お金を払ってでも移動時間を短縮することのメリットが大きいようには感じますよね？
あるいは、塾や家庭教師などでの勉強ですね。
自己学習では、どうにも高校受験までに勉強が間に合いそうにない。（→つまり志望校に合格できそうにない）
だから、塾や家庭教師を雇うことによって、高校受験までに勉強が間に合うようにしてもらうわけです。（１００％とはいいませんが、確率は圧倒的に上がります。）
これもお金で時間を買っている典型的な例ですね。
では、成功もお金で買えるとすれば？
では、あなたが治療院経営で成功するための投資はどうでしょうか？
塾や家庭教師と同じように、セミナーに参加したり、コンサルを雇うことは、やはりあなたが成功するための時間を大幅に短縮してくれます。（塾や家庭教師と同じで１００％とは言いませんが、圧倒的に確率は上がります）
実際、僕が見てきたクライアントさんの中には、自分の力だけでやっていても１〜２年あれば自分の力だけでも成功しただろうな、って先生はたくさんいます。
しかし、そのクライアントさん達が何に喜んでくれるかと言うと、「自分の達成したい目標を達成するのが、予定より１年も早くクリアできました！」ということを喜んでくれるのです。
つまり、お金を払わずに１年先に得られる成果よりも、お金を払って「今」手に入れる成果にちゃんと価値を感じているのですね＾＾
それは、１年という時間を余分に得られることの価値がどれだけ大きいかしっかりと肌で感じているからなのでしょうね！
まとめ.投資は人生の早送り
僕の好きな言葉の１つに「投資は人生の早送り」という言葉があります。
どんな人生を送りたいか？にもよるのでしょうが、僕は自分の人生を早く成功させるための投資であれば、ガンガン払うべきだと考えています。
そうして、早く手に入れた成果で、それまでに投資した分の資金を回収すればいいだけの話ですから＾＾
もちろん、投資したお金を回収するまでの一時期はキツイ日が続くかも知れません。
しかし、僕が見てきた多くの先生の中で、自己投資をせずに、成功できてきた人はほとんどいませんでした。
今回の「上手くいかない資質」の中でもダントツで重要になってくる部分ですから、ぜひあなたも自己投資を恐れずに、人生の早送りを体験してみてくださいね＾＾
追伸
この記事を通して、できる限りたくさんの整骨院業界に関わる人に、整骨院の経営のノウハウを届けていきたいと思っています。もし、記事が面白いと思ったのであれば、
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