整骨院や整体院のホームぺージ集客ではあえて弱点を晒してみる

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1人院長でやっている整骨院や整体院なんかでは、施術枠の限界もあって、どうしてもある程度の売上を狙っていくために施術単価を一定以上高くしていく必要があったりします。

ただ「あんまり高い単価をそのままホームぺージなんかに正直に載せて患者さんは来るのか?」という心配なんかもあったりして、単価を設定したは良いけど、どんな風にホームぺージに掲載したものか・・・と悩む先生も多いんじゃないでしょうか?(多くのケースでは初回オファーなどを交えて掲載するケースが多いですね。)

確かに単純に考えれば単価が高いというのは、弱点にもなりがちなポイントと言えます。

しかし、これは弱点を弱点のまま「放置」してしまった場合の話なんですね!

世の中にはあえて「弱点」を素直にさらけ出すことによって、逆に大きな反響を呼び、売上に貢献した例がいくつもあるのです!

ということは、単価が高い(まぁあくまでも人によってはそう感じる、という話ではありますが)という弱点も使いようによっては、武器にもなりえるってことなんですね!

どういうことかと言うと・・・・・・

整骨院や整体院にホームぺージ集客ではあえて弱点を晒してみる

まずは過去に弱点をさらけ出すことによって実際に大きな反響を呼んだ実際の例を見ながら、「何が」大ヒットの原動力だったのかを見ていきたいと思います。

 

弱点を武器に変えた例

「あーまずいっ!もう一杯!!!」

このフレーズは昔、ある青汁の販売CMで使われていたセリフです。

ちょうど今現在治療院を開業している世代くらいの人の中には、このフレーズを聞いて「懐かしいな。笑」と思う人もいるかも知れませんね。

 

当時このCMのおかげでこの青汁は大ヒットし、CMに出ていた俳優さんもそれまで以上に沢山仕事が入ってくるようになったそうです。

ただ意外に思われるかも知れませんが、実はこのフレーズってもともと戦略的に考えられていたものではなく、CM撮影の際に俳優さんが青汁を飲んだ時に(顔に出てしまうほど)まずかったらしく、

 

「これ、まずいんでまずいって言っちゃダメですか?」

 

と会社側に訴えた結果、たまたまそこにいた社長さんが面白いからとOKを出した結果できたCMなんだだそうです。笑

まさに偶然から生まれたフレーズな訳ですが、こんなところから大ヒット商品が生まれたりするんですから、世の中ほんとわからないもんですよね。汗

 

という話は置いておいて、実際何故このCMが大ヒットしたのかを考えていくと「弱点を武器に変える」という発想が見えてくることになるのです。

 

 

周りと違うことをやる

一つに、青汁のCMが大ヒットした背景には「周りとは違うことをやった」ということがあります。

現在でもそうですが、普通食品のCMではすごく美味しそうに食べながら「美味しい!」と言って宣伝するのが普通ですよね?

周りにそんな「美味しい!美味しい!美味しい!(と言っているCM)」が溢れかえっている中で、真逆の「まずい!」って言っちゃってるわけです。

これはもうCMを見てる人からすると「ん!?」ってなるでしょ。

しかも「まずい!」だけでなく、そこから「もう一杯!」と続くんですからね。笑

「まずいのに・・・おかわり???」みたいな。笑

これはもう2重に意外性を加えてCMを見た人の関心、つまり興味を引く結果になっていたわけなのです。

 

弱点を素直にさらけ出して、強みを際立たせた

もう一つ、この青汁のCMがやったことは「弱みを正直に言った」と言うことです。

周りと違うことをやるだけでも注意を引けますが、その注意を引く点に自分の商品の「弱み」を持ってきたことも大ヒットの要因の一つと言えるでしょう!(弱みをさらけ出したのがたまたまなのか、俳優さんの一言から社長さんが勝算を感じたのかはわかりませんが。笑)

 

僕自身も同じように感じたりすることが・・・なんでもかんでも良いことばっかり書いてる商品って警戒しませんか?

うさんくさいって感じるというか・・・。

 

そう。実は人間の購買心理として、良いことばかり言われると逆に信用しにくいっていう心理があるんですね。

逆に、素直に弱みを話すことで、顧客は商品に書いている「良いことも悪いことも本当なんだろう」と、素直に信頼しやすいという購買心理があったりするのです。

「全部いいですよ!最高ですよ!」って言われると「ほんとかなぁ?」って思っちゃいますが、「デザインはダサいけど、性能はピカイチですよ!なのでデザインは気にならないけど、高性能な商品のほうが良い!!って人はぜひ!」って言われると「あ、この商品は本当に性能だけはいいんだろうな」と感じやすいってことです。

そしてこの場合デザインよりも高性能に重きを置く人にとっては有力な選択肢の一つになってくるってわけなのです。

 

口コミなんかもそうですよね。

グーグルビジネスプロフィール上での口コミなんかでも、口コミは100件くらいあるのにそれらの口コミが全部星5だったら「あれ?やらせかな??」とか思ってしまう人もきっと居るでしょう。

しかし、基本的には評価が高い口コミの中でもたまーに星1とか星2とかの口コミが入っていると「あー。まぁ合わない人もいるみたいだけど、基本的には高評価みたいだし悪くはないお店なんだろうな!」なんて、逆に信ぴょう性を感じたりもしますよね。

これだって弱点(低い口コミ)があるからこそ強み(良い口コミ)も信ぴょう性を持って感じてもらえるってことなんです。

 

同様に、今回の例題で挙げたケースでいえば青汁のCMも「うわー、、、これ本当に美味しくないんだろうな・・・。でもだからこそ本当に健康にはいいんだろうな」と感じた人が多かったということなんですね!(そうして、味には我慢できるけど、とにかく健康になりたい人がこぞって商品の購入に走ったというわけです。)

まさに弱点をさらけ出すことによって、商品の本質の部分である効果の部分(強み)をより際立たせることに成功したのです!

 

 

 

まとめ.整骨院や整体院でも発想は真似できる

整骨院や整体院などの治療院業界でいえば、クイックマッサージに代表されるように最近はどんどん「安く!長く!」をうたっちゃってますよね。

「60分2980円」なんて看板は町中に溢れかえってますし、先日なんて街中で「30分500円!」なんてブラックボードを見かけましたよ。汗

それで経営が成り立つのか本気で心配になりました。汗

このように「安く!長く!」と周りが言っている時に、素直に「高いです。短いです。」と言うことはホームページを見た方に対して「んっ!?」と関心を持ってもらう一つのキャッチになるかも知れないってことですね。(これだけで良い、って言ってるわけではなくあくまでも注意を引けるフックになり得るって話です)

そこで「当院は他の整体よりも少し料金は高いかも知れません。治療時間も治すために必要な時間以上はしません。ですが、それは本当に治すことを追求した結果であり、治療効果だけは本当に自信があります!」的なことを書いていたらどうでしょうか?

いっそ「なので、安くて長くマッサージをしてもらいたい方には当院は合わないと思います。しかし、本当に体がつらくて、痛みに悩んでいる方なら当院は必ずお力になれると思っています」なんてところまで書くのも良いかもしれませんね^^

そうすれば、確かにニーズに合わない人(長くマッサージしてもらいたい人)には見向きもされなくなると思いますが、体の状態が本当に悪い人には強烈に刺さるメッセージとなる可能性もあるのです。

実際、クライアントさんでも(このままの文章ではありませんが)こんな感じのテキストをホームぺージに掲載することで、周りとの差別化が強烈になり、新患さんの質が高まり集客力が高まるケースも出てきています!

もし、今現在単価が高くて、どのように料金をホームぺージなどに載せて良いのか悩んでいる先生は、いっそこういった「弱点をさらけ出して武器にする」という発想を持ってみてはいかがでしょうか?^^

 

 

 

 

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