まん延防止措置が延長された県も多く、なかなか第6波から抜け出せたとは言えない日々が続いていますね。
今までと比べて圧倒的に罹患者が多く、クライアントさんも「今まで以上にコロナを身近に感じている」と言われる方も多いです。
正直1月よりは、2月に入ってからのほうが新患さんの集客状況も改善している院が多いのですが、まだまだ本調子までは戻っていないかな、といった集客状況が続いていますね。
こういった状況下ですから、普段以上に費用対効果が合わないことを考えて、いつもよりも集客費用を抑えている先生も居らっしゃることでしょう。
今はそれでも良いかも知れませんが、過去の傾向からしっかりと集客予算を戻しておくタイミングだけは失敗しないようにしましょうね!
それがどういったタイミングかというと・・・
コロナ禍での集客予算増加のタイミングを考える
今回が第6波であるように、去年一昨年と、すでに5回の大きなコロナ禍を僕らは経験しているわけです。(もちろん、その時が特にひどかっただけでここ2年くらいはずっとコロナ禍にいるわけですが。汗)
中には緊急事態宣言まで出たケースだってありましたね。
治療院業界で言えば、飲食店ほどではなかったにしても、そのたびにやはりある程度新型コロナの流行による影響を受けてきたと言ってよいでしょう。
新患さんの人数もやはり少しは減るケースがほとんどでしたし(院によっては大きく減ることもありました)、既存の患者さんもコロナが大きく流行っている時期には来院を見合わせて、来院頻度が下がるということもたびたび見受けられました。
もちろん、このこと自体は新型コロナの拡散を抑えようとする1人ひとりの努力とも言えますし、決して悪いことではありませんね。
自分の院のことだけを考えて、患者さんに絶対に通ってもらいたいというのも変な話でしょう。
幸い、過去に大きくコロナが流行った時も、緊急事態宣言やまん延防止措置が解除されてからは、逆に大きく新患さんの数や、再来患者さんの数が増える場合がほとんどでしたから、今はある程度は状況による影響を受け入れつつも、今後のための仕掛けに対して十分に時間を使っていけば、またすぐに経営状態も元に戻していけることでしょう^^(それに、過去の時と比べれば今回の第6波は罹患者自体は大きいとはいえ、クライアントさんの院を見てても、以前ほどは患者さんが来なくなったとか、大きく売上が下がっている、ということは無いです。しっかりとやることをやっていれば、十分に耐えられるのではないかと考えています!)
流行が去ったあとに少しでも早く集客状況を戻すために
これは確実に言えることですが、今回の第6波を必ずまた落ち着きます。
それは間違いないでしょう。
経営者として考えなくてはいけないのは、そこからいかにスムーズに院の経営状態を戻していけるようにするかということです。
過去のケースでも、緊急事態宣言やまん延防止措置が出されていた間も集客予算を抑えすぎずに、予算的にはきつい中で集客をかけ続けていた院のほうが圧倒的に早く新患さんの集客状況が元に戻っていきました。
実際、今もクライアントさんの院ではアクセス数自体はしっかりと回っていますしね。
HPを見られてはいるけど、(推測にはなりますが)残念ながら今は行けない・・・って患者さんも思っているということでしょう。(家に居る時間だけは増えて、スマホなんかを見る時間は増えているでしょうしね。)
しかし、広告などの予算を止めてしまっていたら、この期間での認知がなかなか進まないことになってしまいます。
だからこそ、このタイミングでずっと広告を止めていると、止めていなかった院のほうにどさっと新患さんが流れていってしまう可能性が高くなってしまうのですね。汗
そうならないために、出来れば全国的にまん延防止措置などが終わる手前の段階では集客予算などを元に戻し、ある程度事前にしっかりと認知を広めて置ける状況を作っておくことが、第6波が去った後に院の状態を元に戻すために打っておかなければならない手となるのです!
まとめ.第6波が去る少し手前からしっかりと集客を戻す
誰にも「この日に第6波が去る」ということを断言できるわけではありませんが、1つの指標としてまん延防止措置が解除される10日前くらいからは、(第6波が去った後にすぐに新患さんの数を増やせる状況を作るために)集客を再びしっかりとかけられるようにしておきたいですね!
過去の例を考えれば、予算的に余裕があるのであればそもそも予算を削らずに、そのまま広告をかけ続けることだって十分にアリです。
あとは、当然ですがまん延防止措置が出ていた期間の間、いつも来ていた既存患者さんがちょっとお休みしていたのであれば、落ち着いたタイミングを見計らったこちらから電話やラインなどで連絡を取って、通院の再開を打診してみるのもやれるようにしておきましょう^^
以前の流行の時よりは、コロナの影響を弱く感じるとは言っても、それでも大きく影響を受けている院さんもあることでしょう。
確かに「今」の院の状況もどうにかしたいでしょうが、圧倒的に手を打ちやすいのは「去った後(に院の状態を一気に改善する)」のほうです。
タイミングをミスってしまって、再浮上の勢いを失ってしまわないよう、ぜひ第6波が明けたタイミングで集客が加速できるよう準備をすることを忘れないようにしてくださいね!
この記事を通して、できる限りたくさんの整骨院業界に関わる人に、整骨院の経営のノウハウを届けていきたいと思っています。もし、記事が面白いと思ったのであれば、
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