個人的に治療院における初回問診ではヒアリングをどこまでしっかりできるかが非常に大切だと考えています。
とはいえ、ヒアリングばかりが重要で自分が患者さんに話すためのトーク部分を全部ないがしろにして良いか・・・と言われれば決してそんなことはありません!
むしろレベルの高いヒアリングをマスターするよりも、トークを身に付けるほうが比較的簡単なことが多いため、まず問診のレベルを上げたいのであればトーク部分を磨くことも悪くはない選択肢と言えるでしょう!
そこで今回は、初回問診で意識してもらいたいトーク部分におけるポイントについてお話していこうと思います。
治療院の初回問診で意識すべきトークのポイント
今回の動画概要(詳細は動画で話しているので、理解を深めたい方は動画もご覧ください^^)
問診でもっとも重要なことは心を開いてもらう(信頼してもらう)こと
問診を「施術のための情報収集」と捉えているうちは決して問診のレベルは上がっていきません。
こんな風に問診を捉えているうちは、治療効果は得られるかも知れませんが、患者さんが継続して通院してくれたり、ファンになってくれたりといった成果にはなかなか向かっていかないでしょう。
問診とは施術に必要な情報を集めること以上に、患者さんに先生自身が(あるいは院自体の考え方が)信頼されるような、最初のコミュニケーションを取るための場なのです!
だからこそ「何を言えば患者さんが自分に心を開いてくれる(くれやすい)のか?」と言う考え方が重要な考え方になってくるのです!(もちろん、ヒアリングも患者さんから心を開いてもらうために非常に重要な要素ですけどね!)
オウム返しやミラーリングといった小技を見くびらない
あなたも聞いたことはあるかも知れませんが、トークスキルとしてのオウム返し(やミラーリング)といった小技は非常に重要です。
オウム返しってのは、相手が言った言葉を使ってそのまま相手に言葉を返すようなテクニックですね。
文章で説明すると「ちょっと相手をバカにした」ように聞こえるかも知れませんが、普段の会話の中で使っていく分には意外とこういった「相手の言葉を使う」ということが相手の心を開かせる要素の一つになって行ったりするのですね!
ミラーリングというのも同様に、相手が行った動作を自分も鏡写しのように同じ動作を行うといったテクニックで、これも相手の心を開きやすくなるテクニックと言われています。
1回使えばどうなる・・・といったほどの効果はありませんが、繰り返し使っていくことで無意識の部分で患者さんとの距離を詰めていくことも可能になってきたりします。
その結果、最終的に患者さんに伝えるであろう回数券やプリカの成約率上昇に繋がったり、しっかりとしたリピートが得られやすくなったりするのですね!
問診におけるトークはこの「相手との距離を詰める」小技を織り交ぜながら行っていくことを意識されてみてください^^
この記事を通して、できる限りたくさんの整骨院業界に関わる人に、整骨院の経営のノウハウを届けていきたいと思っています。もし、記事が面白いと思ったのであれば、
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