現在コロナの影響によって普段よりも売上が下がっている治療院は多いと思います。
あなたの院も、大なり小なりコロナの影響を受けているように感じているのではないでしょうか?
こういった「売上が低下」している状況で、資金を投下して新しいことをやってでも売上を頑張って維持しようとする先生も居れば、売上がある程度下がってしまうのは仕方がないけど、企業を存続させるためにいろいろと固定費を下げようと動く先生もいらっしゃいます。
正直、正解のない部分の話にはなりますが、僕個人としては今は少しでも固定費を抑えて企業体力を伸ばすアクションのほうが有効なのでは、と考えています。
今新しいことに資金を投下するのは、さすがにリスクが高いかな・・・と。汗
なぜ「今」無理をして、新しいことをやろうとするのは危険と考えているのかお伝えしていきたいと思います。
出来るだけ固定費を圧縮して企業体力を伸ばす
今回の動画概要(詳細は動画で話しているので、理解を深めたい方は動画もご覧ください^^)
新しいことを始めるというのは決して簡単なことではない
今現在取り組んでいることのクオリティを上げて、既存患者さんに対しての対応を頑張ることによって売上を少しでも維持しようとすることは非常に大切だと考えています。
しかし、「既存の施策で売上が下がってる」から「新しい施策を立ち上げて売上低下を補填しよう」というのは、かなりリスキーな考え方だと考えています。
新しいことを始めようとしている先生の中には、急遽物販を取り入れてみたり、レンタル商品を取り入れたりしようとしている先生なんかも居たりしますが・・・
「それ、本当ならもっと時間かけてゆっくり準備しない?」と言いたくなるような速度でとりあえず行動を起こしている先生も中には居たりするんですよね。汗
もちろん、以前から準備をしていてたまたま今回のような時期に被っただけだったら全然稼働させてもいいんですよ?むしろよく事前に準備してたな!って思います。
でも、現在の環境に押されて急遽立ちあげたような部門だと果たしてどうでしょうか?
そんなので上手くいくほど甘くないのでは??とちょっと懸念を覚えますね。
最悪の場合、現在の売上も低下して、新しい部門も売上が立たず、投下した資金だけが経営に重くのしかかった・・・なんてことにならないよう、一度冷静に考えてみてくださいね!
出血を抑えれば長く経営を続けられる
正直、現状コロナの影響がいつまで続くかはわかりません。
こんな時に「あと3カ月しか資金が持たない」なんてことになっていたら、とてもじゃないけど冷静な判断なんて下せませんよね?
それに対して、仮に売上が下がったとしても、経営努力によって固定費をなんとか抑えて赤字を抑えることで、「とりあえずなんとかこの状況でも半年以上、1年くらい?なら持たせそうだ」という状況を作れているような先生であれば、多少売上が下がったとしてもなんとか現状を乗り越えられるよう冷静に行動が出来ると思います。
「焦り」が判断を誤る原因に繋がったり、あるいはハイリスクハイリターンな施策を取らざるを得ない状況に追い込まれてしまったりしますので、ぜひまずは少しでも「出血」を抑えることを念頭に行動されてみてくださいね!
この記事を通して、できる限りたくさんの整骨院業界に関わる人に、整骨院の経営のノウハウを届けていきたいと思っています。もし、記事が面白いと思ったのであれば、
- 「いいね」ボタンを押す
ことをしてもらえると、とても嬉しいです。今後もガンガン情報を公開していくのでお楽しみに