
あなたの院では現在スタッフさんを雇っていたりするでしょうか?
治療スタッフを大勢雇ってグループとして頑張っている先生も居れば、受付さんだけを雇っているという先生もいらっしゃるでしょう。
しかしどんな形であれ、完全に1人でやっているという先生以外は「スタッフの教育」と無縁ではいられません。
そこに力を入れるかどうかは先生の考え方にもよるでしょうけど、やはりスタッフさんに目を向けていないと当然スタッフさんから返ってくる恩恵も最小化してしまいますからね。汗
そこで今回は「スタッフ教育」におけるスタッフが成長しにくくなってしまう誤った接し方について、気を付けるべきポイントをお伝えします!
目次
治療院におけるスタッフ教育の気を付けたいポイント
治療院を大きく拡大させていきたいと思うのであれば当然1人の力では限界があります。
だからこそスタッフさんを雇用し、育成し、チームとして戦っていく必要があるのですね!
しかし勘違いしやすいのが「教育」とか「育成」とかの言葉に引っ張られて、ついついスタッフの教育を「指導」という形で捉え過ぎてしまう先生が多いように感じます。
もちろん指導的な側面もあるにはあるでしょうが、そうではなくスタッフ教育としての関わり方の本質は「スタッフ自身の成長の支援」だと考えています!
こちらが「伸ばしてあげてる」というような感覚で接するのではなく、あくまでもスタッフの「成長したい」という気持ちをスムーズに促してあげることが大切なのですね!
だからこそスタッフさんに一方的に話すような接し方ではなく、スタッフさんに興味を持ち、スタッフさんの話によく耳を傾け、スタッフさんからの信頼を得て、成長をサポートするような姿勢で接することが大事になるのです。(余談ですが、この観点から見れば「スタッフ自身が一切成長する意欲が無い」場合はスタッフ教育はまず失敗してしまうということです。スタッフさんが「成長したい!」と思えるような環境を整えることも必要かも知れませんが、まずそもそもとして「成長意欲のない人」を採用してしまうような「採用の失敗」は、教育段階でその失敗を取り返すことは難しいと思ってください。だからこそ、まず第一に採用の段階であなたの院にあった成長意欲のある人を採用することが大事になりますよ!)
では逆に、どんな接し方だとスタッフ教育が失敗しやすいかというと・・・・・・
スタッフ教育によくある5つの失敗
1.感情的・高圧的な態度を取る
上でも言ってるとおりスタッフからの信頼を得なくてはいけないというのにこの対応がダメなのは当然分かりますよね?笑
感情的で高圧的な態度は多くの場合スタッフさんに恐怖心を与えます。
このような関係性が構築されてしまうとスタッフとしては失敗することを恐れ、怒られないように上司に言われたことしかやらなくなってしまいます。
当然これでは主体性なんか育むことはできません。
時代的に最悪「パワハラ」なんて言われて訴えられてしまうことだってあるかも知れませんしね。汗
またそんな上司の感情的な態度に対して「マネジメント能力がない」と冷ややかな目で見てしまうスタッフもいます。
苛立ちやストレスを感じたとしても、そのまま感情を露わにするのではなくアンガーマネジメントをはじめとする、感情をコントロールする術を身に着け、冷静に対応できるようにしましょうね^^
2.挑戦させてあげない(失敗の責任を負ってあげない)
どんなチャレンジであれ新しいことをする際には、いきなりスタッフさんがあなたより数字や成果を出すことなんてそうそうありません。
しかし数字や成果が出なかったからといって焦ってすぐに「やっぱりここは自分がやるよ」とスタッフさんの仕事を奪ってしまっては当然スタッフさんが成長する機会は失われてしまうわけです。
本気でスタッフさんの成長を促すのであれば一定期間は数字が下がることは前提で計画を立て、そして数字が下がることに自分自身が耐えなくてはいけないのです。
「失敗しても責任は俺が取るから全力でやってみろ!」
「最初は成果が付いてこなくても、その分こっちが頑張るから数字のことは気にせず思い切ってチャレンジしてみろ!」
と、スタッフに変に責任を感じさせることなく思い切ってチャレンジさせてあげる環境を作ってあげてください!
「失敗したらどうしよう・・・」と、そんな心配ばかりしながらチャレンジしてもなかなか成長には繋がってこないものです。
ぜひスタッフさんが伸び伸びと全力でチャレンジできるよう「失敗しても大丈夫」と思えるくらい安心できる接し方を意識してくださいね!」
3.コーチングではなくティーチングばかりになっている
スタッフに対して逐一指示し、その通りに仕事を進めさせることが多い場合、スタッフは自分で物事を考えなくなってしまい、自発的に動かなくなってしまいます。
仕事の方法を指示する教え方は「ティーチング」と呼ばれており、スタッフが知らないことを教え、できることを増やすための教育初期段階では効果的な育成方法になります。
しかしそこから指導方法を変えず、ティーチングのみに頼った育成では指示待ちのスタッフを生み出す原因になりかねません!
自発的に行動するスタッフを育てるには、スタッフ自身に仕事のやり方を考えさせたり、主体的に動く機会を与えたりする必要があるのですね。
そのためには「ティーチング」だけでなく、スタッフ自身に考えさせる「コーチング」を取り入れて育成・教育を行っていくことが必要になります!
この「ティーチング」と「コーチング」を上手に使い分けられるようになるのは教育者として必須のスキルですよ!(あとはスタッフが自信を失った際などのケアとしてカウンセリングまで出来るようになるとバッチリですね!)
4.教育に計画性がない
スタッフさんの教育に計画性がないと、当たり前ですが教育は場当たり的になってしまいます。
これではスタッフさんは思った通りには育ちません。
最初から完璧なものを用意する必要はありませんが、ざっくりと覚えて欲しいことの概略だけでもまずはリスト化して教育する予定の内容を一覧で確認できるようにはしておきましょう!(そのリストの一つ一つの内容や掛かる日数などを埋めていったものが、そのまま人材教育のためのテキストになっていきますからね!)
こういったものを用意しておくだけでも自分も教える内容に抜けが無くなりますし、スタッフ自身も最終的に自分はこれだけのものを習得することができるんだ!と成長の道筋が見えるようになってきますからね^^
5.教育に十分な時間がかけられていない
現場が忙しすぎて、スタッフさんの練習に十分な時間を割けていないという先生は少なくありません。
しかし当たり前ですが教育・育成にはある程度の期間や時間が必要です。(動画や音声を渡して自己学習を頑張ってもらうことは大事ですが、それでもやはり直接教育する時間というのは絶対に必要になります。)
計画的に教えるための時間を作ってスタッフさんとしっかりコミュニケーションを取り続けることこそ、効果的な育成に必要なことですよ!
空き時間に思いついた時に教えるとか、現場で予約が空いた時にだけ教えるとか、そういった「教育時間を予め用意しない」ような先生も多かったりしますが、そうではなく予め1対1で話すランチミーティングの時間を月に最低1度は用意しておくとか、お昼休みのどこかで必ず30分だけ手技の練習をするとか、週に1回は必ず問診を受けるようにするとか、こういった教育のための時間を(忙しかったとしても)絶対に確保する、という意識を持つようにしましょう!
まとめ.信頼関係を築き、成長をサポートする
今回お伝えした5つの誤った接し方を続けていると成長が鈍くなったり、主体性のないスタッフになってしまうようなリスクが高くなってしまいます。
逆にスタッフを「ただの部下」と思うのではなく「1人の人間として尊重」し、当たり前に人として約束を守ったり、感謝や謝罪をスタッフに対しても素直に出来たり、興味を持ってスタッフの話を聞いたりできる先生は、スタッフさんとの信頼関係が構築され成長が加速していく土台が作られることになります。(本当に居るんですよ?スタッフだからと横柄に対応したり、素直に謝罪が出来なかったり、そもそも大してスタッフに興味を持てていない先生も。汗)
その信頼関係を基礎として「教育内容を事前に用意」し、「スタッフに思い切ってチャンレンジ」させ、「自分で考えるきっかけを多く与え」、「教育のための時間を十分に確保」することができれば、きっとスタッフは期待に応えてくれるようになっていきますからね^^
今回のことがスタッフ教育がうまくいくことの全てとは言いませんが、しかしここを抜きにしてスタッフ教育は決してうまくいきません。
ぜひスタッフ教育において、今後のスタッフさんとの接し方の参考にされてみてくださいね!
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