今回新型コロナが大流行し、緊急事態宣言もほぼ全国的に解除されるようになってきて、ようやく一段した感じが出てきています。(まだ安心できるとは言えませんが。汗)
実際外に出てみると明らかに以前よりも人が外を出歩いていますし、学校開始や企業のテレワーク終了と、生活レベルでの変化もかなり目にするようになりました。
そうやってひと段落して改めてクライアントさんの治療院の経営スタイルなどを見返してみると、新型コロナ環境下でも売上が下がりにくかった院の共通点というものもいくつか見えるようになってきました。
「いや、今更そんなことわかっても・・・」なんて思うかも知れませんが、今回起こったことがあなたがこれから治療院経営を行っていく5年10年の間に再び起こらないとも限らないですからね?
だからこそ、もしかしたらいずれ再び起こってしまうかも知れない時のために、今回のことからの学びを活かしてみてはいかがでしょうか?
新型コロナ流行で改めて見えてきた複数の売上の柱を作ることの重要性
今回の動画概要(詳細は動画で話しているので、理解を深めたい方は動画もご覧ください^^)
まずはベースを戻すことに集中して良い
今後の治療院経営を安定させるためとはいえ、まずしなくてはいけないことは新型コロナが流行る前の状態に治療院経営を立て直すことです。
特に来院数というのはなんだかんだ言って重要となるため、新規集客を行ったり、既存患者さんを呼び起こすなどのアクションをしっかりと行って、お盆前くらいまでには来院数を以前の状態に戻せるように頑張っていきましょう!
次の機会のために新しい売上の柱を作る
動画の中でも話していますが、新型コロナ環境下においては、ほぼほぼどの治療院も1割~2割は治療部分での売上は下がってしまったと言えるでしょう。
3割くらいの売上低下ならまだしも、5割を割り込んだという先生の話もちょこちょこと耳にしましたしね。汗
そんな中、治療部分の売上の低下を他で補っているクライアントさんの院が目立ちました。
意外だったのは(女性向きのダイエットなんかは割と下がっているところが多かったけど)メンズ脱毛や、男性向きの発毛商品を扱っている院や、もともと免疫を高めるようなサプリを物販として取り扱っていた先生なんかは、むしろ通常時よりもそれらの商品の売上が高くなり、治療部分の売上の補填をかなりしてくれていたんですね!
通常時だったら物販でも数十万程度だった売上が、初めて3桁超えましたからね。汗
脱毛に関しても予想以上に新患さんが訪れて平均の月間売上よりも高い売上を叩き出していました。
ここで言いたいのは別に脱毛や発毛、物販を取り入れろっていう個別の商品をオススメしているわけではなく、要は「メインである治療部分」の売上が下がった時でも、逆に伸びるような商品を売上の柱として作っておくと、補填が効くようになるっていう話ですね。
株なんかの世界では良く取られる手法らしいですが、Aという株が上がった時は、Bという株は下がる、逆にAという株が下がった時は、Bという株は上がる、という相関関係にあるものを同時に所持して置くのは良くある手法らしいです。(とはいっても株なんかは専門でもなんでもないので間違っているかも知れませんが。笑)
上記と同じ考え方として、治療がダメだった時に、治療の売上をカバーできるような商品を持つことは、実際今回のようなことが起こると本当に重要なんだなと、かなり実感できましたね。
これまで何度も「売上の柱は複数持った方が治療院経営は安定する」ということ自体は言っていましたが、まさに今回改めて実感として見えてきた部分でした。
もしこれから何年後かに再び同じようなことが起きないとも限りません。
ぜひ、その時に今回と同じような苦しみを味合わないようにぜひ時間をかけてでも、新しい売上の柱を作ることを今後視野に入れながら経営を行っていってみてはいかがでしょうか?^^
この記事を通して、できる限りたくさんの整骨院業界に関わる人に、整骨院の経営のノウハウを届けていきたいと思っています。もし、記事が面白いと思ったのであれば、
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