あなたの治療院では、今現在集客においてどれくらい「SEO」からのアクセス流入を期待しているでしょうか？
あるいは、毎月どれくらいの新患さんがSEO検索から来院してくれているでしょうか？
SEO集客というのは、PPC広告などとは違って、上位表示がある程度安定されていれば費用をかけなくても（HPの管理費などは別として）集客を行うことが可能になる導線なため、上位を取れるような治療院では積極的に活用している集客方法となっています。
ただ、過去に何度もあったようにグーグルのコアアップデートなどによる順位変動などが突然起こってしまうこともあり、外部的要因に左右される面もあるちょっと不安定な集客導線という印象を持たれてらっしゃる方もいるでしょう。
そして今現在、また少しずつSEOにおいて変化が起こりつつあります。
今回の変化により、今後一層SEO集客による明暗がハッキリと分かれてしまう時代が来てしまうかも知れません。
この流れに対して、あなた自身がどう対応していくのかぜひ検討されてみてください。
治療院のSEO集客は明暗がハッキリ分かれる時代が来るかも知れない
少し前からの話にはなりますが、今現在グーグル検索を行うと「他に求められている情報」という項目が出てくるようになりました。
出てくる順番で言えば、
- PPC広告
- MEO（グーグルマップ）
- ２～４件くらいのSEO
- 他に求められている情報
- 以下SEOが続く
というような順番です。
これまでは、PPC広告、MEOのあとにはSEOが続いていたのですが、そのSEOの間にぶった切ってくる感じで「他に求められている情報」という部分がかなり主張して入ってくるようになったのですね。
この「他に求められている情報」というのは、あまり意識したことがないかも知れませんが、きっとあなたも無意識のうちにクリックして利用したことはあるんじゃないかと思います。
実際どんなものかというと、下記の画像のような部分ですね！
これはPC画面上での表示になりますが、スマホでも似たような感じでちゃんと表示されます。
これはとりあえず「博多 インプラント」と検索した時に出た表示になります。（この上にSEOでヒットしたページは２件だけ表示されていました。）
これ、なんて検索したかにもよるでしょうけど、結構クリックして表示してみたくなるような情報を引っ張ってくるんですよね。笑
それでどれかをクリックすると（ページに移動することなく）タブが開いてその部分の情報だけが検索画面上に表示されるのです。（グーグルが昔から提唱している「検索画面だけで検索を終わらせる」というのがまさに実現しかけてるような印象を受けましたね。）
ここまでだったら、まぁまだいいんですよ。
ただ、ここからがちょっとSEOに大きく影響を与えそうな機能になっていて・・・・・・
実は、このタブを１つ開いたあとに閉じると・・・・・・
項目が自動的に増えるんですね！！笑
最初は４つしか出てなかったのに、こちらでは９つ出てるのが分かると思います。
これ、さらに新しく出てきたタブが気になってクリックして閉じてを繰り返していくと、どんどん増えます。
最大でいくつまで増えるのか分かりませんが、とりあえず項目が３０個まで増えるのは確認しました。
ここまで項目が増えてしまうと、もう取得したい情報はだいたい集まってたりしますし、この下に表示されていたはずのSEO検索で表示されたページなんて見ない可能性が高まるんですよね。（PCならまだしも、ここまで項目が増えてしまったらスマホのスクロールで下に下げ続けるのはちょっとめんどうですよ。汗）
つまり、この「博多 インプラント」で検索した場合、まともに目にするSEOページは２ページだけ（「他に求められている情報」よりも上に表示されたページが２ページだけ）になってしまっているわけです！
もちろん、グーグル検索を行った人全員がこちらのタブを開くわけではないでしょうし、場合によってはSEOページのほうが先に３～５件表示されるようなケースもあるため、影響がめちゃくちゃデカくなるわけでもないかも知れません！
しかし・・・・・・
ぶっちゃけこれまでSEOでぎりぎり１ページ目（８位とか９位）くらいに載っていた治療院のＨＰは結構な影響を受けてしまう恐れもあるのでは？？？と考えています。
単純に「他に求められている情報」の分だけ下に下がって目立たなくなりますし、もしタブをクリックなんかされ始めたら、おそらくもうあなたのページが表示される部分までスクロールしてこなくなってしまうでしょう。汗
まとめ．今後どこに比重を置くのかしっかりと考える
こういったグーグル検索自体の変化は仕方のないものです。
グーグルさんにはグーグルさんの理念があって、その中で変化していくのはどうしようもありません。
ただし、そのうえでどうやって対応していくかは自分たち次第です。
例えば、今現在圧倒的にＳＥＯで安定して１位を取れているような先生は、さらにＳＥＯに比重を置くことで余所がＳＥＯ上で目立たなくなってくる中で圧倒的に有利な立ち位置を築くことも不可能ではないでしょう。（とはいえ、多くの地域で今のＳＥＯ検索の１位はホットペッパーさんに奪われているでしょうが。汗）
あるいは、今現在どっちにしろＳＥＯで１ページか２ページかの境目にいるくらいの院であれば、厳しくなっていくであろうＳＥＯに比重を置くよりも、きっぱりと見限ってＰＰＣ広告やＭＥＯに重点を置くほうが良い結果を得られるというケースも少なくないでしょう。
さらにニッチな治療院であればインスタなどを主戦場に隙間を狙って集客をかけていくことだって十分にアリです。
結局こういった変化はあくまでも外的なものであり、それに対してあなたがどういう対応を取っていくのかが重要なわけです。
今回のこの仕様の実装が有利に働くようなＳＥＯ強者の治療院もあれば、不利に働くからこそ別の部分に力を入れられる治療院も出てくる事でしょう。
ぜひあなたもこういった変化に対して「ふーん？」で済ますのではなく、意識的に対応されていってみてくださいね＾＾
この記事を通して、できる限りたくさんの整骨院業界に関わる人に、整骨院の経営のノウハウを届けていきたいと思っています。もし、記事が面白いと思ったのであれば、
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