整体院なんかが集客用のチラシを作成する際に一番簡単な方法は「すでにどこかで成果が出たチラシ」を真似することです。
慣れてない先生なんかはまずは自分で作ろうとせずに4、5枚作るくらいまでは「とりあえず真似る」くらいの感覚で良いと考えています。(もちろん、やっている内容なんかも違うでしょうから、最低限は自分の院にマッチするように修正する必要はあるでしょうが。)
とはいえ、ある程度慣れてきたら、やはり自分の院用のオリジナルのチラシなんかも撒いて見たくなるんじゃないかと思います。(特に、パクってもあんまり成果が出なかったりするとね。汗)
しかしその段階になって出てくる問題が「パクリ元が無いと、何を書いていいかがサッパリわからなくなる」という現象だったりするんですね。汗
もちろん、それまでは出来る限り真似して作成しろ!って言ってたんだから、そうなることも仕方ないと思います。
そこで今回はチラシ(あるいはHP)なんかを作成していく際のとっかかりとして、作成しやすくなるテクニックをお伝えします。
目次
整体院で集客用のチラシを自分で作る第一歩
チラシ(やHP)を自分で作り始めようとした時に「え?何から書きはじめていいか全然わかんない。キャッチコピーとか思い浮かばないし・・・」という先生は多いです。
確かにキャッチコピーなんかは非常に重要なのでそこから書き始めようとしたのに、そこが全く進まない、なんてことはよくあることです。笑
僕自身チラシやHPを作成する際に、キャッチコピーが思い浮かんだのは「最後だった」みたいなことは沢山ありますしね。汗
そう。そうなんですよ。
別に何もチラシやHPを作成する時って、上から順番通り最初から書き始めなくたって構わないんです!
例えばジグソーパズルだって、必ずしも左上端から順番に埋めていかないでしょ?埋めやすい(というか見つかったところ)からとりあえず埋めていきますよね?
チラシやHPも一緒で、パズルのように埋められるところから埋めていくのが作成しやすくなる第一歩なのです!
まずは入れたい要素(構成ブロック)を書き出してみる
多くの先生は「いきなり文章を考える」ことは苦手です。そういった練習をしてきたわけでもありませんしね。汗
ただ、チラシの中にどんな要素を入れたい??と質問すると割とちゃんと答えが返ってくることが多いのです。(これはヒアリングなんかで伺うとちゃんと答えてくれますね)
例えば
- 患者さんのビフォーアフター(喜びの声)は入れたい
- 地図や電話番号、できればQRコードも入れたい(まぁさすがにこの部分は必須ですよね。笑)
- どんな悩みで悩んでいる人に来てもらいたいか書いておきたい
- 自分の想いを入れておきたい
- 治療内容にも触れておきたい
とかね。
文章はさておき、こういった「入れたい内容」だけをとりあえず箇条書きしろって言われたらまったくできないこともないんじゃないでしょうか?^^
他にもあるのであれば
- キッズスペースや駐車場の写真
- 本の出版情報やテレビ放送のキャプチャ画像などの権威付け
- スタッフの集合写真
などなど。
とりあえずどんどん入れたい要素を書き出していく作業から始めるのです。
書き出した要素をちりばめていく
とりあえず適当に自分がチラシに入れておきたい内容が決まったら、次はそれらの要素をチラシ内のどの辺に載せるか決めていきましょう。
デザインなんかは後で業者さんに任せてもいいですし、あとで自分で考えてもいいですが、とりあえずざっくりと配置していくことです。
こんな感じですね。
これ自体は適当に配置したやつなので参考にしないでくださいね?笑
ただ、とりあえず書き出した要素を配置していくのです。
そうすればざっくりとチラシの輪郭が見えてくるような気がしませんか?
実際、これくらい配置すればチラシなんかの場合はある程度内容としてはいっぱいいっぱいくらいの量ですし、チラシ作成のゴールが見えてくるでしょう?^^
この状態になってから初めて文章を作り始めるほうが、慣れてない人は楽なはずですよ!
思いつくところから作成していく
最後に実際の文章(というか中身)を埋めていく作業に入っていきます。
とはいえ、ここでも丁寧に順番通りやっていく必要はありません。
とりあえず何も考えずに作れるところから作って行っちゃいましょう。
例えば、喜びの声なんてすでに載せる人が決まってるなら、パパっと埋めちゃえば良いですし、地図や電話番号なんてほぼ考えるところがありませんよね?笑
掲載情報や集合写真なんかもそこまで工夫する必要なくそのまま画像で入れちゃえばいいですし、何も考える前にもチラシなんて半分くらい内容がどんどん埋まって行っちゃうわけです。
あとはいよいよ文章を考えなきゃ仕方がない部分だけ気合を入れて取り組んでいくのですが、面白いものでここまで作成が進んでると「キャッチフレーズから書き始めだした時」と比べて意外と書き始められるものなんです^^
まだまだキャッチフレーズが思い浮かばないようであれば、先に施術内容や院長の想い、あるいはこんな内容でお悩みではありませんか?って部分からどんどん埋めて行ってもいいですしね!
このように書けるところから埋めていけば気づけばあとは埋まってないのはキャッチフレーズだけ、あともう一息!という状態まで完成したりしますよ^^
まとめ.何を書いていいか分からない時はとりあえず作り始める
今回の方法は何もチラシに限った話でありません。
HPの作成なんかでも、僕は最初の出だしが思い浮かばなかったら最初にまずオファーの部分を作成したり、治療内容の作成から入ったりすることが良くあります。
不思議なもので、こうやって書き始めだすとキャッチフレーズなんかも自然と浮かんできたりするものなのです。
むしろ、TOPのキャッチコピーはページ全体が出来た後に、ページ全体にピッタリなものを作成するというような形で一番最後に埋めることのほうが多いくらいです。
実際、プロのコピーライターさんなんかも「書き始められない時はどうしたら良いか?」という質問に対して「とりあえず書き始める」という解答をしたりしますしね^^(リサーチ不足とかそういうのは抜きにしてね?)
多くの場合「何を書いていいか、どう作ったらいいか」と悩んでいる人は、チラシでもHPでも一番最初から(チラシならキャッチフレーズから、HPなら一番上のヘッダーから)作り始めなきゃいけないと思い込んでることが多いです。
実際僕にも「キャッチフレーズが思い浮かばなくて進みません。どうすればいいですか?」っていう質問はたびたびされたりします。
が、実際それは違って、書き始められるところから書き始めて勢いをつけたほうが絶対に作成は早く進みます。
ぜひ、これまであなたが似たような現象になって、作成を投げ出してしまった経験があるのであれば、ぜひ今回のお話を意識してチラシ作成に取り組んでみてくださいね^^(1回もチラシを作ったことが無い先生は、まずは丸パクりからですよ!あくまでも脱初心者レベルの先生の話です!)
この記事を通して、できる限りたくさんの整骨院業界に関わる人に、整骨院の経営のノウハウを届けていきたいと思っています。もし、記事が面白いと思ったのであれば、
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