治療院業界は、飲食業や観光業なんかと比べれば比較的新型コロナの影響は薄いですが、それでも多少の影響は感じますね。
院によっては新患さんの問い合わせ数かも知れませんし、院によっては既存患者さんの通院期間が開きがちになってしまうことかも知れません。
これ自体は、まぁ新型コロナに関する個々人の危機感の差もあるので、どうしようもない部分もあるでしょう。
しかし、そこからどのように対応していくかは経営者さん次第です!
減ってしまった新患さんや、空いてしまった時間に対してただ不満を漏らすのか?
それとも、そんな状況だからこそ少しでも今自分にできることをするのか?
今回はそんな突如空いてしまったスキマ時間を少しでも有効活用していくための前準備についてお話します。
治療院経営におけるスキマ時間の有効活用法
今回の動画概要(詳細は動画で話しているので、理解を深めたい方は動画もご覧ください^^)
考える・指示する時間が最大の「無駄」
急遽起こる予約キャンセルなどで生まれるスキマ時間は、それほど長い時間じゃないことがほとんどです。
1人分の治療枠なわけですから、15分とか20分とかそれくらいだったりするわけですね。(もちろん院によっては30分な場合もあれば、逆に10分しか枠を取ってないところもあるかも知れませんね。)
そうなると、何か作業をやろうとした時にそこからやることを考えていたのでは(仮にそれが2~3分程度だったとしても)残念ながらスキマ時間でまとまった作業が出来るほどの時間が十分に確保できなくなることがほとんどなんですね。
同様に、スタッフに何かやってもらうことを指示するまでに生まれる「指示待ち時間」もそうですね。
スタッフがすぐに動き始められれば何か作業を出来ていたかも知れないですが、少しの間「あ、枠が開いちゃったなどうしよ・・・」とぼーっとしてしまっていては、あなたが指示を出す頃には次の枠の患者さんがすぐに来る時間になってしまっている・・・なんてことも十分にあるわけです。汗
だからこそ、スキマ時間を有効活用するためにはまず第一にやることを考えたり、指示したりする時間を極力無くしていく必要があるのです!(いっそ1時間くらい時間が空いてしまうなら、まぁ5分くらい何に時間を使うか考えてもそれほど大きな問題にはなりませんけどね!)
あらかじめやること、やって欲しいことをタスクリストにしておく
だからこそ大事なのはあらかじめやること(あるいはスタッフにやってもらいたいこと)をリスト化して目に見える状態にしておくことなのです。
そのタイミングが「いつ」やってくるかはわかりませんが(だからこその突然のキャンセルなわけですし)、それでもこういったスキマ時間自体は「必ず」生まれてしまうものですよね?
特に今のような時期は特に・・・汗
なので、スキマ時間が生まれた時にやることは(やってもらいたいことを)あらかじめ書き出してスタッフルームとか受付の裏などに貼っておくのです。
そうすることで、キャンセルやその他不意にスキマ時間が生まれた時も、とりあえずそのタスクリストを見ることで瞬時に「あ、これしよう」とあなたも、スタッフも行動に移りやすくなります。
特に院のことを全部分かった上でやることの優先順位を決められる経営者と、現場をどうしても俯瞰的に見れていないスタッフとでは、自分で考えて行動するためのハードルが違ってしまいますしね。汗
特にこういったタスクリストは「指示待ち」しがちなスタッフでも自発的に行動しやすくなるツールにもなるので、有効活用されてみてくださいね^^
の記事を通して、できる限りたくさんの整骨院業界に関わる人に、整骨院の経営のノウハウを届けていきたいと思っています。もし、記事が面白いと思ったのであれば、
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