2度目のゴールにコンセプトを設定して常連患者さんを増やす

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治療院の1つのゴールはまずは「痛みがある」というマイナスの状態を、とりあえず「痛みはなくなった」というゼロの状態に持っていくことだとは思います。

歯医者であれば虫歯を治してもらいたいとか、スーパーだったら欲しい食材が売っていて欲しいとかと同様に、治療院として患者さんにまずは求められている大前提の部分ですよね。

これはこれで素晴らしいことですが、カルテ枚数が増えていかないと経営が安定していかない治療院経営においては、ここで満足してしまっていては残念ながら経営的には厳しくなってしまいます。

痛みが無くなった後にも常連患者さんとして院に残ってもらうためにこのあとに必要になってくるのが「あなたの院のコンセプト」という2つ目のゴールです。

これをしっかりと定め、患者さんに共感してもらうことで、ただの予防ではなくしっかりと目標を持って通院を続けてもらえるのです!

そんな安定経営のために大切なコンセプトですが、あなたはご自身の院のコンセプトをしっかりと定められているでしょうか?

2度目のゴールにコンセプトを設定して常連患者さんを増やす

患者さんの症状が改善されることだけがゴールであれば、痛みが取れてしまった患者さんはあなたの治療院に通う理由がなくなってしまいますね。

あなた自身の患者さんのゴールも「症状が改善されること」、そして患者さんのゴールも「症状が改善されること」なのですから。

ここで一致してしまえば症状の改善が、同時に卒業となってしまうのも仕方ないことです。

あなた自身がそれを「良し」としているのであれば、私から言うことは何もありませんが、きっと多くの先生は患者さんの症状が改善したあとにも自分の治療院に患者さんが通ってほしいと願っていることでしょう。

だからこそ、患者さんに通ってもらうための「理由・動機」をあなた自身がまず先にしっかりと決めて、それを患者さんに伝えなくてはならないのです!

そこを患者さん任せにして、患者さん自ら動機付けするような意識の高い方を狙っているようではいつまで経っても安定してカルテ枚数が増えていかないのですね!

 

2つ目のゴールとはどんなコンセプトを持てばよいのか?

例えば腰が痛かった人が、腰が痛まなくなった状態をゼロとするのであれば、今度はもっと柔軟性のある身体や代謝のいい身体となって、治療院に通う前よりも調子が良い、というようなワンランク上にある「プラスの状態を目標にしてもらう」のが、コンセプト作りのスタートとなります。

ただ、これだけだとコンセプトとしてはちょっと相手に伝える言葉として弱いので、これをもっとメッセージ性のあるものへと変えていくのです。例えば

  • 退職するまではずっと身体の痛みとは無縁で過ごせるようにする
  • 死ぬまで自分の足でちゃんと歩けるようにする
  • 定年後も趣味のスポーツを楽しめる身体を作る
  • 歳を取っても若い時のようなスタイルを維持できるようにする

などです。

この内容自体は、あなた自身が描く「通っている患者さんになってもらいたい姿」を思い描きながら”コレ”と思えるようなものになっていればなんでも良いと思います^^

このコンセプトがあなたの院の2つ目のゴールになるからこそ、1つ目の「痛みを取る」というゴールを達成した患者さんたちが迷わずに次の2つ目のゴールへと進んでいけるようになるのです!

 

コンセプトをしっかりと伝えていく

当然ですけどコンセプトを決めただけでは足りません。

せっかくメッセージ性のあるものにしたのですから、それをしっかりと患者さんに伝えていき、共感してもらって初めて2つ目のゴールとしての意味を持ってくるのですからね!

あなたが決めたコンセプトは、ホームページにも掲載し、SNSで発信したり、来院されたあとも繰り返し患者さんに伝えていきましょう。

 

先生
痛みを取るのはもちろんですけど、うちに来てくれた患者さんにはぜひ「定年後も趣味やスポーツを全力で楽しめる身体を作れるようにしましょう」って伝えてるんですよ。せっかくそれまでお仕事を頑張ったのに、身体の不調が原因で定年後を楽しめないのは勿体ないと思いますからね^^

 

なんて風に、普段から患者さんに伝えていくのですね。

もちろん全員とは言いませんが、こういったことを普段から伝えていれば必ずあなたの考えや思いに共感してくれる人が増えてきます。

「不調を改善させるだけでなく、〇〇になってもらう」というコンセプトに共感してもらうことが、長期間患者さんに通ってもらうための2つ目のゴールとなるのですね!

 

 

 

まとめ.患者さんが通いたくなるような動機をあなたから発信する

どんな物事でも「動機」がなければ、なかなか続きません。

その「動機」が患者さん自身の中で生み出されれば良いのですが(というか楽なのですが)、残念ながらそこまで健康に対して意識の高い人というのは少ないんですよね。汗

だからこそ、先んじてあなたのほうから痛みが取れたあとにも治療院に通いたくなるような動機を作り、発信し、共感してもらえるように動いていくのです。

実際、常連さんが多く、繁盛している治療院の中では「先生のことが好き」「先生の想いに共感している」というような患者さんが多いように感じます。

人間力のある先生はこのあたりを無意識に自然とやっているような印象もありますが、そうでないのであればしっかりと頭で理解して、感覚ではなく理屈で行動していくしかありません!

ぜひコンセプトを磨き、先生の想いに共感してもらうことで、多くの常連患者さんを増やしていけるようにしましょう^^

そうすれば結果的に多くの患者さんに選ばれ、治療院の安定経営を行っていけるようになっていきますよ!

 

 

 

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