9月に入って、はや1週間くらいが経ちましたがぼちぼちクライアントさんの8月の結果が一通り集まってきました。
結論から言えば今年の8月は「例年の8月よりも良い結果」が出たクライアントさんが多かったです。
新型コロナなどの影響もあっただろうになんで??と思われるかも知れませんが、ある意味でいえばそういったコロナ禍と上手く付き合えた結果と言えるでしょう。
特に「集客数の増加」が目立った院が多かったのですが、そういった院は何を意識して動いていたのかというと・・・
外出控えが続く期間はPPC広告を集客戦略の中心に置く
ニュースでもたびたび取り上げられていましたが、今年の8月はお盆終盤でも帰省による混雑がほぼ起こっていないくらい「帰省控え」が起こっていました。
そういった意味ではまだまだ「新型コロナによる外出控え」の意識が残っている1カ月ではあったと思います。
しかし、7月からの野球やJリーグの観客動員再開や、飲食店の通常稼働を見ても分かる通り、緊急事態宣言が出ていた時ほど完全に外出を控える、といった意識までは薄れている方が多かったのも事実なのですね。
実際クライアントさんに聞いても、「遠出こそ控えるけど近場で必要なことで外出するのを控えるまではしてない」という患者さんも多く、ずいぶん来院数が安定していたとおっしゃっていました。
普段であれば8月は帰省などでそもそも地域に患者さんが残っていなかったりすることもありますが、今回はそういった帰省による地域の住民の減少がなく、それなのに「完全に外出を控えよう」とまでは思っていない方が多かったことが治療院にとって良いふうに作用していたようですね。
PPC広告の結果が非常に好調だった
その結果8月は例年に比べると非常に「新規集客数」が伸び、しっかりと売上が立ったクライアントさんが多かったのですが、特に目立ったのは「PPC広告」にしっかりと予算を割いて集客を行っている院さんでしたね!(グーグル広告やヤフーリスティングなどの広告の総称ですが、今回はPPC広告自体に関する詳しい説明は省きますね^^)
家に居る時間も長くなっており、ウェブで治療院を探す人が非常に多かったのだろうと思います。
1人治療院とグループ院とで集客の規模は違いますが、僕のクライアントさんでもPPC広告経由で20~60名くらいの新患さんをしっかりと獲得できていました。
少しずつコロナ禍も落ち着きつつあるように感じますが、それでも今月くらいはまだまだ似たような状況が続くでしょうし、余力がある先生であまりPPC広告に予算を割いていない先生なんかは、今月はしっかりと予算を割いてPPC広告を活用していっても良いのでは??と考えていますね。
これまでSEOにばかり頼っていてなかなか新患数が増えなかった先生が、PPC広告を活用し始めてからグッと新患数が伸びたという先生も多いですし、本当にオススメですよ!
MEOの口コミ反映も再開
それともう1点、治療院の集客において非常に好調を感じたのがグーグルマップ掲載によるMEOによる集客ですね!
上記でも書いたように「遠出まではしたくない」という意識がうっすらある以上、グーグルマップのように「基本的に近くの治療院」が表示されるというのは今の環境にすごくマッチしているたのでしょう。(患者さんとしても良い院が近くにあるなら、あまり遠くに行かず近くで済ませたいわけですから)
以前から何度も言っていますが、本当にマップ経由で来院や予約をされる方がどんどん増えています。(毎月ちゃんとデータを見ている先生なら分かると思いますが、かなりの閲覧やアクセスがあるのを感じるでしょう?)
とはいえ、ぶっちゃけMEOに関してはそれなりに地域でも目立つ(口コミ数の多さ)ことが出来ないと、結局地域の患者さんに見てもらうことができないので、MEOによる集客数を伸ばしたいのであれば、とにかくまずは地域でも上位の口コミ数を獲得できるようになりたいですね!(もちろん情報のしっかりした掲載や写真の充実、投稿機能の活用なんかも大事ですが、まずは口コミ数がある程度ないと効果も薄くなりがちです。)
緊急事態宣言前後は、このグーグルマップの口コミもずっと反映が止まっていたのですが、最近はまたちゃんと患者さんから頂いた口コミの反映が再開しているので、特に今の環境下だからこそ、ぜひ改めて口コミを頂けるように頑張ってもらいたいですね^^
まとめ.コロナ禍はウェブ集客に重点を置いて乗り切る
ある程度集客に意識を向けている先生はPPC広告もMEO対策もしっかりと行っている先生が増えて来ているのですが、まだまだSEO以外のウェブ集客に力を入れていない先生はこのあたりの集客がスッポリと抜け落ちている先生も多かったりします。
しかし個人的に感じていることですが、集客に対するSEOの影響力は年々少しずつ下がっているように感じています。
以前(と言ってもすでにかなり昔のことになりつつありますが)と違って、今では検索結果の上のほうはPPC広告とグーグルマップに占められ、SEOでの結果は中盤以降くらいからしか表示されませんし、こういった変化も仕方ないことかなと感じます。
だからこそ、その代わりとなるウェブ集客の導線をしっかりと育てていかなければならないのです!
今回は結果としてPPC広告(とMEO)に力を入れていた先生たちが、特にコロナ禍における集客を上手く乗りこなしているという形になりましたが、もし仮に今からでもしっかりと取り組んでいけば、まだまだ十分に恩恵に預かれるでしょう!
いつまで新型コロナの影響が続くかは本当に読めないですが、ぜひ「コロナだったけど売上はちゃんと立った」と言えるよう、今の時期でもしっかりと集客できる媒体を上手に使えるよう取り組んでみてくださいね^^
この記事を通して、できる限りたくさんの整骨院業界に関わる人に、整骨院の経営のノウハウを届けていきたいと思っています。もし、記事が面白いと思ったのであれば、
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