僕の記事で何度もお話してきていることですが、治療院経営において最も大事なことの一つは、どれだけ患者さんに継続して通ってもらえるかということです。
これは継続通院することで痛みが取りやすくなることもそうですし、経営が安定しやすくなるということもそうですし、ファンになってもらえる人を沢山作るという意味でもそうですし、どこを取っても長く患者さんに続けて通ってもらえるということは色んな部分でプラスに働きます。
しかし新患さんのリピートは取れていても、回数券やプリカの継続を決めてもらうのはちょっと・・・という先生が多いのも事実です。
そんな先生たちからは良く「どんな風にプレゼンしたら継続通院を決めてもらえるのですか?」と質問されるのですが・・・
本当に継続通院を決めてもらいたいのであれば、最後のプレゼンで一発逆転しようとしたって無理なんですよ!
治療院の継続通院の決め手は、プレゼンではなく種まき
今回の動画概要(詳細は動画で話しているので、理解を深めたい方は動画もご覧ください^^)
回数券やプリカが終了する日のプレゼンでは遅い!
継続を決めてもらう上でもっとも重要なポイントは「回数券やプリカが切れる最後の日には、患者さん自身がそもそも継続するつもりでその日治療院に訪れる」状況を作っておくということです。
継続通院とは、最後のプレゼンで何か魔法のようなトークを使うことで、急に患者さんが「あ、だったら通おう!」と思考を変えてくれることを目指すのではなく、もっと手前の段階から徐々に徐々に継続通院に対する教育を入れて行って、最後の日には「あ、今日で回数券切れるから、次回はお金持っていったほうがいいのかな?」くらい当たり前に継続通院を意識している状態を目指すことで成約率を上げていくのです。
まさか治療が続くと思っていなかった患者さんに、そこからどんなトークを行おうと、そりゃ残念ながら成約率は上がっていかないんですよ!
教育内容をあらかじめしっかりと決めておく
だからこそ、あなたは予めて継続通院の重要性を認識してもらうためのトークを回数券を通して(むしろ最初の問診から)決めておかなければならないのです。
最初の問診では、継続通院について〇〇だけ触れておく。
4回目の通院では、継続通院について〇〇は伝えておく。
6回目の通院では、継続通院のためのアンケートを取っておく。
とかね。
別にこれは院によって通院する回数も違うでしょうから、各々の院で少しずつタイミングや話す文量は変えて行っても構いません。
ただ、必ず「こういうことをあらかじめ伝えておかないと継続には繋がりにくくなってしまうだろう」と思うことは全部書き出して患者さんに伝えられるようにして下さい!
継続通院が取れない、、、って悩んでる先生に限って、継続通院をこちらが考えていることを隠して患者さんの治療に入ったりしますからね。汗
この部分の認識さえしっかりと変えていくことができれば、必ず継続通院の成約率も伸びていきますよ!
この記事を通して、できる限りたくさんの整骨院業界に関わる人に、整骨院の経営のノウハウを届けていきたいと思っています。もし、記事が面白いと思ったのであれば、
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