治療家に取って「患者さんの痛みを取る」ということは、とても大事なことです。
この意識を持っていること自体は何も問題ないのですが、これが行き過ぎて患者さんの痛みを取ることだけが至上命題になってしまうのは正直いかがなものかと思っています。
というのも、やはりどうしても「痛みを取る」ことだけを目的とした治療院は患者さんの通院期間が短くなり、経営的には安定しにくくなるからです。
「まーたお金の話か」なんて思う人もいるかも知れませんが、経営が傾き、最悪治療院が潰れることになってしまえば、治す以前に患者さんの治療すら満足にできなくなるわけです。
そういう意味では、安定した経営を行い治療院を長くやっていくことはイコール多くの患者さんの痛みを取り除くことにも直接つながってくるわけです。
そのためにも患者さんと長く付き合っていくために、ぜひこういったマインドセットを持っていてもらいたいのです!
「痛みを取る」というマインドセットを改める
今回はこんな話をしています。
「痛みのない生活を続けてもらう」というマインドに昇華する
まず持ってもらいたいマインドセットとは「痛みのない生活を続けてもらう」ことまで施術の視野に入れてもらいたいということです。
「痛みを取る」から「痛みのない生活を続けてもらう」にマインドを変化させ、その考えを腑に落とすことができれば確実に患者さんとの付き合いは長くなっていきます。
何と言っても「痛みのない生活を続けてもらう」には「痛みを取る」ことはスタートでしかないわけですからね^^
しっかりと患者さんに自身の想いを伝える
このマインドが腑に落ちたら、次はそれを患者さんにしっかりと伝えることが大事です。
自分がそう思っていても相手に伝わらなければ全く意味がありませんからね。汗
患者さんの治療が終わるころになって初めて予防や継続通院の話を始める先生がいますが、こういう話はむしろ最初のほうから繰り返し伝えることを念頭に置かなくては相手の理解は得られませんよ!
この記事を通して、できる限りたくさんの整骨院業界に関わる人に、整骨院の経営のノウハウを届けていきたいと思っています。もし、記事が面白いと思ったのであれば、
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