問診は順番が大事!検査の前に説明をしてはならない!

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ホームぺージでもそうだったりしますが「まったく同じことを話していても、話す順番によって相手の受け取り方が全く違うものになる」ということがよくあります。

コピーライティングのスキルなんかでは特にこのあたりも意識しながらHPの作成なんかを行ったりするわけです。

ホームぺージにおいては、それは集客に影響しますし・・・

初回問診においては、それはリピート率や成約率に大きな影響を与えてしまうのです。

では、初回問診においてよく見る順番ミスがどういう部分かというと・・・

初回問診では検査をする前に説明をしてはダメ!

おそらくほとんどの治療院では、初回問診はまず話を聞くところからスタートすると思います。(まれに、ほぼ話も聞かずに1分もしない内に治療に入る治療院もあったりするのですが、これはもうさすがに論外です。汗)

この次が、わりと多くの先生がやってしまっているミスなのですが、結論から言えば「問診を行った後」に「検査や触診」をする前に「治療内容の説明」をしてしまうのはいただけません。(問診をしている最中に、どんどん治療の説明を加えていって、問診が終わると同時に説明も終わってしまっているような状態になるのもダメです。)

あくまでも「問診」→「検査・触診」→「治療内容の説明」という順番で患者さんに初回問診を行わないといけないのです!(ちなみに、ぎっくり腰やひどい寝違いなどで相手が話を聞けるような状態ではない時は、問診も検査もほぼすっ飛ばして、とりあえず応急処置的に治療から入っていくケースもあるにはあるので、あくまでも基本ベースがこの考え方、と捉えてください。)

では、なぜこれがNGなのかというと・・・

 

検査の前の説明は自分のこととして聞けない

基本的に人は自分に関係のない(無さそうな)ことは真剣に聞きづらいんですね。

でも、これが自分の(に関係ある)こととなると、人は真剣に話を聞くようになります。

 

例えば癌保険の説明。

自分がまだ20歳くらいで「まだ癌なんて言われてもなー。なるかどうかもわからないし・・・、なるとしてももっと先でしょ。」なんて思っていると、説明を聞くこと自体が苦痛で苦痛でたまらないですよね。しかもそれが長時間の説明ともなれば・・・笑

それに対して、あなたももう50歳くらいで、しかも去年人間ドックで癌のおそれがある、なんて診断されていたのであれば「前回は早期発見で癌はもう治ったけど、またいつ癌になるかわからないしな。。。家族のためにも癌保険入れるなら入っておいたほうがいいのだろうか?」なんて真剣に保険の説明を聞く気にも、そのために時間を使う気にもなろうというものですよね。

つまりどんな内容であれ、説明する側の説明は同じだとしても、聞き手がその説明を自分のことと認識できていなければ聞く気にならないってことなんですね。

 

その他にも、自分がまったく興味のない相手が自分の趣味の話なんかを永遠としだしたらどうでしょうか?

その話に付き合ってあげるのも苦痛で苦痛でしょうがなかったりしますよね。笑

 

要は、人は自分が興味を持ってない話を聞くのは単純に真剣に聞けないし、ツライってことです。

 

 

では、問診の話に戻りましょう。

最初の問診でいろいろと患者さんの状態を聞いていきますね。確かに経験豊富な治療家ともなれば、その会話の中だけでも十分患者さんの状態に対する把握も出来てくることでしょう。(それが腰痛や肩こりなど、本当に何千回と見てきた症状であればなおさら。)

だからこそ、話を聞いた段階である程度当たりを付けてしまって患者さんにその症状を治すために必要な説明をついついしてしまうのでしょうけど・・・

患者さんの立場から見ると「この先生、まだ自分の身体を診てもないのにいろいろ話しだしたけど、本当に自分の状態を分かってくれてるのかな??一般的にはそうなのかも知れないけど、、、自分の身体も本当にそうなの??」と信頼をおいて聞けなくなってしまうのですね。

 

しかしこれがしっかりと問診を終えて、検査や触診もちゃんとした後に同じような説明を加えたらどうでしょう。(その際にできれば文頭に「現在の〇〇さんの状態は・・・」と、あくまでもあなたの状態なんだよ、という表現を加えるとなお良いですね。)

すると患者さんとしても先生がしっかりと「自分」の身体を診てくれた上で判断しているように感じるわけですから、「なるほど。自分の身体は今そういう状態だから、そういう治療を受けないといけないんだ。」と素直に説明を受け取ることができるのですね!

この「説明を受け入れる」体制が出来ていないのに治療の説明をしても患者さんとしては「ふーん」としか思ってもらえず(そこまでいかなくても、少なくともあなたの言葉の刺さり方は弱くなります。)結果的に話半分で聞かれ、リピートに繋がらなくなってしまうのです。

 

 

 

まとめ.治療の説明は相手自身のことと思って聞いてもらえるようにする

今回お話したとおり、初回問診においてはいかに相手に真剣に話を聞いてもらえるかが非常に大切になってきます。

そしてその「真剣に話を聞いてもらえる」姿勢を作れるかどうかはあなたの問診の構成で大きく左右されるのです!

「問診」→「検査」→「説明」と、必ず検査や触診の後に説明を加えるようにすれば、少なからず相手は聞く体制ができます。(手相でも動物占いでもなんでも、占ってもらったら(検査)そのあとは結果がどうなったのか聞きたくなる(説明)でしょ?人は検査をされるとその結果がどうなのか知りたくなるのです。)

もし今現在問診の流れを特に意識せずに、問診も検査も説明もいろいろとごちゃごちゃな問診になってしまっている先生は、ぜひこのあたりの構成を一度しっかりと見直して、問診の流れをしっかりと整えるようにしてみてくださいね^^

 

 

 

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