今回は新患さんを増やし続けるために必要な広告費の上手な使い方についてお話していきます。
立地や、いろんな条件に恵まれて1〜2年間くらいは広告費なんかかけなくても患者さんが来てくれるということもあるかも知れません。
しかし、「特に何もしていないけど、新患さんは来てくれる」という状態が既に、あなたの整骨院経営のコントロールを失っているという危険な状態であるという事をしっかりと認識しましょう。
目次
新患を獲得するための生きた広告費の使い方
「何もせずに新患さんが来る」これだけ聞くと最高の状態のように聞こえますが、ハッキリ言ってこの状況に甘えるのは恐怖以外のなにものでもありません。
どういうことかというと、上手くいっている理由もわからず、しかも「もし上手くいかなくなった時に、どうしていいかわからない」状況に陥っているということだからです。
例えばあなたの院でも患者さんにしっかりとリピートしてもらうための問診法や、仕組みを用意していますよね?
おそらく「何故スタッフさんも含めて、リピート率が高いんですか?」なんて質問されても、それなりの理由が答えられると思います。
これならOKなんです!理由をしっかり答えられて、そこに理論や理屈があるならば、仮にもしリピート率なんかが下がったら、その部分がしっかり出来ているかどうかを確認し直せばいいだけですよね?
この状態で初めて、あなたは自分のビジネスがコントロール出来ている状態と言えるのです。
ですので、今回は広告費について重要な考え方を2つお伝えしておきますね。
広告費の使い方1:売上の何%かは常に新患の獲得に回すことを決めておく
まず大事なのは、売上からいろんなものを引いて、最後に残ったお金で集客するわけではないということです。
セミナーなどでお会いする先生からたまに聞くのが「集客に使えるお金なんて残らないんですよ・・・」という言葉。
これはそもそも順番が違うのです。
売上があがったら、最初に使うのが広告費です。
いろんなものに使うというのであれば、それは広告費としてのお金を抜かした分から使ってください。
ビジネスを右肩上がりで継続していくことにおいて、新規の獲得以上に重要なことはほとんどありません。
その新規の獲得にかけるお金が最後に残ったお金なわけが無いですね。
まずは、広告費という枠を用意する。
そうすれば、少しずつ少しずつあなたのビジネスが拡大していき、最終的に残るお金が多くなるのです^^
「残ったお金が多くなったから、広告費をかけよう!」なんて考えでは無いので注意しましょうね。
広告費の使い方2:出来る限り新しい媒体を使ってみる
広告費にかけられるお金が増えてきたら、新しい媒体をいろいろと試すためにお金を使ってください。
もちろん、最初は成果が出やすいものから試しますし、効果が出ているものを止めてまで試す必要は無いのですが、上手くいっている媒体に頼り続けるのもまた悪い状況です。
例えばミニコミ誌での集客が上手くいっているから、それだけに広告費をかけ続けるような・・・
もし仮にそのミニコミ誌が廃刊になったり、成果が出なくなってしまったら困りますね。
成果が出始めたからといって、既存の広告媒体だけに頼るのではなく、資金に余裕が出来たときは率先して新しい広告媒体の開拓を進めましょう!
もちろん、ハズレ媒体に当たってしまうこともあると思います。
しかし、何回かチャレンジすれば思いもよらないドル箱媒体を発掘することもあります。
そうすれば、さらにそこに広告費を投下して集客を行う。
そこまでいけば十分投資に対するリターンは回収できますし、複数の広告媒体を集客のための手段として使えているため、いざ何かがダメになったときでも致命的になりませんね。
常に新規の広告媒体を開拓することを忘れないようにしましょう。
まとめ.広告費によって、あなたはビジネスのコントロールを取り戻す
確かに、広告費というものはしっかりかけようとすると安い投資ではありません。
広告費がかからない・・・というのも魅力的な提案に聞こえてしまいます。
しかし、しっかりとビジネスを拡大させていきたいと願うのであれば、広告費をかけることによって(あるいは広告費を抑えることによって)集客できる患者さんの人数までもある程度コントロールできるようにしておきましょう。
これが、あなたのビジネスがしっかりとあなた自身の力でコントロール出来ている安定した状態と言えるのです。
そのためにも1種類だけでなく、あらゆる集客法を学び(あるいは代行で)、実践出来るように頑張ってみてくださいね^^
それでは!