治療院経営において、最初のリピートを確保するために回数券やプリカを導入するという治療院も増えてきましたね。
僕自身、まず最初のリピートを安定させるための仕組みとして回数券やプリカを導入すること自体は悪いことではないと考えています。
しかし、ここにばかり力を入れすぎて「新規」からしか売上が上がらないようになってしまっては治療院経営は必ず苦労することになりますよ!
治療院経営のビジネスモデルとは、あくまでも既存患者さんから売上のあがるストックビジネスであるべきなのです。
治療院経営は既存からもしっかりと売上のあがるモデルを作る
今回はこんな話をしています。
新規のみの売上では、派手に回数券を売っても厳しい
計算してみればわかりますが、高額の回数券やプリカをしっかりと契約できたとしても、実は新患さんからの売上だけでは目標に届くような大きな売上にはなりません。
ということは、毎月の売上を新規のみに頼る、という考え方そのものがある意味破綻しているのですね。
新患さんをある程度呼び込むことは非常に重要ですが、ここばかり意識していてもきっとあなたの目標売上には届きませんよ!
新患の比重が高い経営モデルは精神的な安定が望めない
もう1点。個人的にはこちらのほうがデメリットとしては大きいと感じていますが、新規比重の高い経営は常に「今月はちゃんと新規が来るだろうか?」「今月はちゃんと成約率が出せるだろうか?」と心配しなければならないのです。
もちろん既存から売上のあがるモデルでも多少は心配しますが、それでも既存からある程度の売上が1日の時点で見込めていれば、胃が痛くなるほどの心配はしなくて済みますね。
こういった精神的な安定を得られることこそが、既存から売上のあがるモデルの最大のメリットともいえるのです。
この記事を通して、できる限りたくさんの整骨院業界に関わる人に、整骨院の経営のノウハウを届けていきたいと思っています。もし、記事が面白いと思ったのであれば、
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