チラシやホームページなどのように、コストをかけて集客を継続して行うことはもちろん大切ですが、忘れてはいけないのが「通りがかり」の見込み患者さんです。
駅前や、商店街のアーケード内などは特に、この通りがかりの中から患者さんをどれだけ獲得出来るかが、その月の売上に大きくかかわってきます。
もちろん、田舎で人通りが少ない地域でも考えかた自体は非常に重要なので意識されてみてくださいね^^
目次
整骨院の店頭集客で大事なこと
整骨院が、ただ開業するだけで患者さんが来てくれる時代は終わりました。
それは今の整骨院や整体院の乱立を見ていただければ、感覚的にもなんとなくご理解頂けると思います。
この過剰とも言える多くの整骨院の中から、あなたの整骨院を選んでもらうためにはそれなりの戦術が必要となってくるのです。
1.出来る限りの手段を使って目立たせる
まず大事になってくるのは、どれだけ院の外から見たときにあなたの院が目立つか?ということです。
これは整骨院自体のデザインもそうですが、追加できる要素が大きく関わってきます。
例えば、「目立つ看板」「のぼり」「タペストリー」「ブラックボード」「手の空いているスタッフを院の前に立たせる(チラシ配り、外掃除、挨拶の声かけ)」「電光看板」「カッティングシートでの宣伝」などなど。
院を目立たせる手段は数多く存在します。
これらの手段で使えるものは積極的に使い、とにかく通行人に院をアピールするのです。
通りがかりの人を見込み患者さんに変えるために、まずはこれが大事になってきます。
2.院内がしっかりと見えるようにしておく
1と矛盾するようですが、いろんな手段を使いながらも、しっかりと院内は見えるようにしておくことが重要になってきます。
特にタペストリーやカッティングシートの貼りすぎで、院内が良く見えない・・・という自体は極力避けましょう。
本来マーケティングの観点から言えば、数多くのメッセージや手段は出来る限り利用したほうがいいのですが、それ以上に「整骨院自体の安心感」をどれだけ見込み患者さんが感じられたか?のほうが重要なことが多いです。
多くのメッセージは店頭で伝えることが出来たけど、肝心の院内が外から見えずらく、なんとなく入りづらい印象を与える・・・なんてことになってしまっては結果的に通りがかり患者の来院数は減ってしまうので、気を付けられてくださいね。
3.常に変化を加えて、風景化させないようにする
最後にこれが非常に重要なことになります。
どれだけしっかりと多くの物を用意して店頭を飾っても、ずっと同じままではいずれ風景化してしまうのです。
これは私も院の運営を行なっている時に良く感じるのですが、出来の良い「のぼり」や、可愛らしく出来た「ブラックボード」も最初は集客力を発揮するのですが、やはりだんだん効果が薄れてきます。
しかし、次に作った「のぼり」や「ブラックボード」などの出来が前回ほど良くなかったとしても、入れ替えるだけでまた通りがかりの患者さんが増えるという経験を何度もしてきました。
何故そんなことが起きるのか?それは、人は毎日同じ場所を通っていても、変化のない情報はキャッチしにくいという性質によるもののようです。
どういうことかと言うと、
ある日、毎日通勤している道を歩いていると、ポッカリと敷地が空いている。
「あれ?ここって何のお店だったけ???」と考えても、思い出せない・・・いつも通っている道のはずなのに・・・
あなたにもこんな経験がありませんか?
このように、人は変化がないものに対しては、仮に毎日視界に入っていたとしても気づかないものなのです。
しかし、変化があればしっかりと人の脳はその変化を感じ取ります。
それくらい、通りがかりの人に気づいてもらうには定期的な変化が大事なのです。
あなたの整骨院の店頭は、どれくらい同じような雰囲気が続いているでしょうか?
仮に出来の良いものが出来てもずっと使い続けてはいけません。
それよりも、出来の善し悪しに関わらず頻繁に院の前に置いている物を交換していきましょう。
その変化の多さが、通りがかりの人を見込み患者へと変えるのです。
まとめ.整骨院の店頭集客は通行人数が命
当たり前の話ですが、店頭集客は院の前を通っている人数によって大きく効果は変わってきます。
例えば一つの目安として、2時間〜3時間で1000人程度が通る場所であれば、しっかりと店頭での集客力を強化すれば毎月10人〜20人程度であれば十分集客することが可能だと思います。
今、あなたの院には毎月何人の通りがかり患者さんが来院しているでしょうか?
もし余裕があれば、一度リサーチして改めて店頭集客を強化するのも面白いと思います。
それでは!