治療院経営において、もっとも怖い数字があります。
それは、「1」という数字です。
あなたの治療院がこの「1」という数字に支配されているのであれば、常に経営は崩壊の危機と隣り合わせになっています。
もし、あなたが将来的に現場を離れたり、分院展開していきたいと考えているのであれば。。。
この「1」を解消することは、必ずクリアしなければならない課題となるでしょう!
「1」という数字から抜け出して、治療院経営を安定させる
治療院における「1」という数字は、「代わりの効かない危険な状態」ということです。
たとえば、、、
- 治療家がそもそも院長「1」人
- 主な新患さんの集客導線がホームページ「1」つだけ
- 収益の柱が「1」種類の治療メニューだけ
- だれか「1」人しかできない仕事・手技がある
などです。
こういった状態だと、環境が変化してしまった瞬間に一気に治療院の経営が立ち行かなくなってしまう危険性があるのです。
「1」に支配されていると・・・
たとえば、1番わかりやすいところでいうと、「治療家が1人しかいない」状況であれば、あなたが病気になったり、事故で入院したりすれば、それだけで治療院をしばらくお休みにしなければならないですよね?
だって、治療できる人がほかにいないんですから。
あるいは、集客の導線が1つだけというのも怖いんです。
ホームページからの集客が上手くいっている時期はいいのですが、集客というのは面白いもので、必ず「なぜかうまくいなかい月」というものが出てきます。(ほんとです。笑)
そんなときに、もし集客の導線をホームページだけでなく、チラシ集客や、紹介などほかの媒体も同じくらい活用している院であれば、「今月はホームページは全然だったけど、その代わりチラシが当たったから、カバーできたな」という風になるのです。
例をあげればキリがありませんが、要は「1」つのものに依存している状態では、いつまで経っても治療院経営は安定しにくいよ、ってことです。
仕組み化しておけば
これに対して、多くのことを仕組み化し1つのものに依存しない状況をしっかりと作ることができれば、治療院経営は仮に院長が現場を離れて、スタッフがやったとある程度上手に回すことができるのです。
どういうことかというと、、、
あなたは一輪車って乗ったことがあるでしょうか?あれバランス取りづらいですよね?笑
まさに「1」つに依存しているバランスの悪い状態です。この状態でうまくバランスを取るためには、乗り手(院長)に相応のスキルや応用力が求められるってことです。
でも3輪車ならどうでしょう?子供でもバランスを取って乗ることができます。
つまり、「1」に依存せず車輪さえ増やせば(仕組み化さえすれば)、子供(スキルが仮に伸びきっていないスタッフ)でも上手くバランスを取ることができるのです。
このような状況を治療院経営において用意することが、仕組み化が上手くいっている院を作るイメージになります。
まとめ.あなたの院の「1」はどこにありますか?
もちろん、リスクを承知で1人経営をされている場合は、それはそれで構わないと思います。(スタッフを抱える苦労もたくさんありますしね。笑)
その場合は先ほどの一輪車の話のように、自身のスキルや応用力を高めておけば、それなりの成果を上げることも十分に可能です。(病気やケガのリスクだけは怖いですが・・・)
しかし、もしあなたが将来的に現場を離れたり、分院を展開したりしていきたいのであれば、確実に「1」に依存するようなモデルを変更していかなければなりません。
さきほども言ったとおり、「1」つのものに依存していると、環境の変化に対応ができないからです。
あなたの院に現在「1」つのものに依存しきっていることはないでしょうか?
もし、あるのであればそれを解消して、いくつかのものでカバーできように分散してみてください。
そして、「1」つのものに依存しているものがほとんどなくなってしまえば、その時は必ずあなたが現場から離れることが可能になる状況が作れているでしょう^^
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