治療院経営を行なっていると、一つの壁として「なかなか単価が上がらない」という壁にぶつかることがあります。
整体院ではまだマシかも知れませんが、これが整骨院となると保険請求という縛りもあったりして、なおさら単価を上げるのが難しくなります。
この問題を解決する方法は大きく分けて2種類あるのですが、今回はその内の1種類についてお話していきましょう。
治療院経営で「顧客単価」をアップさせる方法
大きく分けて顧客単価をアップさせる方法は「リピート商品そのもののベースアップ」と「高額商品の導入」の2つに分けられます。
「リピート商品そのもののベースアップ」というのがいわゆる自費移行、自費導入ですね。ようは毎回購入してもらえるサービスの単価そのものを値上げしちゃえ、って考え方です。当たり前ですけど、毎回の購入額が大きくなれば顧客単価は上がりますね。(物販の追加オプション販売や、延長マッサージなども大別するとこちらに含まれます。)
そしてもう一つの方法が今回のメインテーマである「高額商品の導入」になります。
「高額商品の導入」が顧客単価に与えるインパクト
例えば、当院の場合であればこのメニューは「痩身メニュー」に設定していますが、別に「エイジングケア」でも「脱毛」でも「難治治療」でも何でも良いです。
ようは、一つは高額で提供できるメニューを持つことが大事になります。
では、高額メニューを持つどうなるのか・・・
どうでしょうか?
この例で言えば、30万のメニューを月に3人に購入してもらえるようになることは、他の顧客全員が毎回約3000円の支払いになることと同じ(つまり顧客単価1000円アップ)なのです。
もちろんどっちが簡単に感じるかは人それぞれでしょう。
30万の商品を月に3人に購入してもらうくらいなら、患者さん全員の単価を1000円アップさせたほうが楽だ!と感じる先生もいるでしょうし、患者さん全員の支払いを1000円上げるくらいなら、30万のメニューを作って毎月3人にだけ購入してもらうほうが楽なんじゃないか??と感じる先生もいるでしょう。
あくまでもこれは手段です。
大事なのは「顧客単価を上げる」という目的ですから、自身が抵抗少なく達成出来る手段を選びましょう。(もちろん、どちらもやれれば最高ですけどね?笑)
まとめ.高額商品が顧客単価に与える影響は大きい
今回の例でお話したように、高額商品が1ヶ月の間にたった数回販売できるだけでも、どれだけ顧客単価に影響を与えることが出来るか、なんとなくわかったと思います。
結局、リピートしてもらうことを目的にした料金設定をしている単価の低い施術では、どれだけ頑張って沢山施術しても中々売上は伸びないんです。
であれば、リピート目的の商品とは別に、利益を確保するための商品を持つことは治療院経営の戦略上で非常に大きな意味を持ちます。
もし、あなたが低い単価に苦しんでいるのであれば、こういった商品の導入を検討してみてはいかがでしょうか?
追伸
この記事を通して、できる限りたくさんの整骨院業界に関わる人に、整骨院の経営のノウハウを届けていきたいと思っています。お金はいりません。もし、記事が面白いと思ったのであれば、
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