
「周りのライバル院と、何か違うことをしなきゃ……」
「最先端の技術や、特別な手技や、珍しい機械を導入しないと、集客はやっぱり厳しいのかな……」
なんて、日々考えてしまっている先生も多いのではないでしょうか?
マーケティングの勉強なんかをしていると当たり前のように「差別化を行えば選ばれるようになる!」みたいなことが書かれていますから、こういったことを考えるのも仕方のないことでしょう。
もちろんそれで差別化が出来る院なのであれば差別化を行えばよいと思います。
しかしハッキリ言いますと、腰痛や肩こりなどの一般症状をわりと広い範囲でメインで扱っている場合、施術の中身そのもので他院と圧倒的な差をつけるのは、正直かなり難しいんですね。(根本改善、子供の面倒が見れる、バキバキしない……HPにはとりあえず記載してるけどぶっちゃけ最近はどこも似たようなこと書いてるよなって1度は考えたことありませんか?)
あなたの院で行っている手技が例えば「アトピーに効く」とか「不妊の改善率がかなり高い」とかであれば手技の内容で十分に差別化も可能だと思います。(日本全国で探せばやっている院も他に見つかるでしょうけど、商圏内で「アトピー改善整体」みたいなことをガッツリやっている院が3つも4つもあるとは思いにくいですからね。)
しかしおそらくですが一般的な治療院であればそういった「明らかに他の院がやって無さそうな施術」をメインでやっているところのほうが少ないと思います。
だからこそ「明確な差別化」って難しいんですよね。汗
でも、安心してください。
差別化が難しいからといって集客が出来ないわけではありません。
一般的な施術しかやっていなくてもしっかりと集客出来ている院は沢山あります。
では差別化がうまくいかなかったとしても、今後もしっかり集客を行っていくには何をしなければならないかと言うと、それが「透明性」という手法になります。
一体どういうことを指すのかと言うと……
目次
「差別化」ではなく「透明性」こそが、一般的な治療院の集客にとって重要
まず整理しておきたいのが、「差別化」と「透明性」はまったく別物だということです。
差別化というのは「施術の中身」の話です。(厳密には施術だけのことに限りませんが、とにかく「実際に事実としてやっている内容」で差を付けることを「差別化」といいます。)
一方で透明性というのは「情報の見せ方」に関わってくる話なんですね。
そもそも患者さんというのは、あなたの施術技術が他院より優れているかどうかを、正確に判断できる知識を持っていません。(当たり前ですよね、専門知識がなく自分では対処できなくて困ってるからこそ来院するわけですから)
だからこそ患者さんは、技術の優劣ではなく「この院なら安心して体を預けられそうか」という感覚で院を選んでいるのです。(その前段階として明らかに取り扱っている施術の中身が違えばその点くらいは判断がつきますけどね。今回の記事の最初でも述べたように「アトピー改善整体」を謳ってる院に産後の骨盤矯正を受けたいママさんは行かないでしょう?技術力の差とかではなく、コンテンツそのものの差は明確に差別化に繋がりますからね!)
これはマーケティング用語で「情報の非対称性」と呼ばれたりします。
先生側は自院の中身をよく知っていますが、患者さん側は外からチラッと覗くことしかできません。
この「知っている量の差」が大きければ大きいほど、患者さんは不安になり、逆にその差を埋めれば埋めるほど、安心して予約ボタンを押してもらいやすくなる、というわけなんですね^^
では、具体的にどうやってこの差を埋めていけばいいのか、というところで重要になってくるのが「透明性」という考え方なのです!
文字よりも画像、画像よりも映像で透明性を強化する
従来であればホームページに十分な画像(施術風景とか喜びの声)を掲載しておくことが「透明性」を強化する主な手段でした。
これが全くの無駄かと言われればそんなことはありませんが、最近の傾向からするともはや画像だけでは相手に院のことを十分に伝えることが足りなくなってきているんですよね。
そこで重要になってきているのがInstagramでのリール動画やハイライト機能の活用です!
ホームページにyoutubeを貼り付けるのはどうなの??って疑問もありそうですが、ぶっちゃけホームページに貼られてるyoutubeってそこまで再生数伸びないんですよね。汗
あなたもホームページを見ている時にわざわざそこに貼られているyoutubeの動画を再生してまで中身を見なくないですか?しかもその数が多くなってくればなおさら全部は見ないでしょう?
誰も見ないとまでは言わないですし、TOPページに厳選したいくつかの動画を貼ることは否定しませんが、見られやすさを考えれば現状ならInstagramなどのほうが圧倒的に見られやすいですね!(Instagramだと動画が流れていてもそれが普通になっているでしょう?だからこそ動画を見てもらうならInstagramを活用するほうが抵抗なく見てもらえるんですね!)
では具体的にInstagramでどのような動画を用意していけばよいかと言うと……
①施術の流れを30秒で見せる
文字で「バキバキしない優しい整体です」と10回書くよりも、実際に先生が患者さんに優しく語りかけながら施術しているシーンを、30秒程度のリール動画でそのまま見せてあげる方が圧倒的に伝わります。(別に30秒でなくても構いませんが、要点を絞った短い動画でってことですね。)
「痛くなさそう」「怖くなさそう」というのは、言葉で説明されるより、映像で見た方が一瞬で伝わりますからね!
②患者さんの改善ストーリー
Before→Afterの状態の変化と、本人の生の声をセットにした動画は、いわば「喜びの声」の動画版として機能します。
文章だけで書かれたアンケートの画像よりも、実際に話している表情や声のトーンが伝わる分、信憑性は跳ね上がりますよ。
③簡単にできるセルフチェック動画
「自分でできる簡単なチェック方法」を発信すると、単なる宣伝ではなく「役に立つ情報」として見てもらえるきっかけになります。
プラスアルファでセルフケア動画を投稿するのも良いでしょう。
しかもこの手の動画は、先生の話し方や人柄も自然と伝わるので、一石二鳥の施策と言えるでしょう。
④簡単な内装紹介の動画
例えば不動産の賃貸物件紹介ページでも画像だけで紹介しているものよりも、動画で部屋の入口からリビングに入っていく様子の動画を見るほうがなんとなく雰囲気がより察せられるでしょう?
キッズスペースの写真だとか、受付や待合の写真だとかをホームページに貼るのも良いですが、もしあなたの院が内装にこだわって綺麗に作っているのであれば、動画でよりリアルに伝えることで「あ、この院すごくいい感じのお店だな」って思ってもらえる確率は高まりますよ!
⑤院の日常風景
スタッフさん同士の雑談や、休憩中のちょっとした様子など、練習風景などいわゆる「等身大の空気感」が伝わる投稿も侮れません。
こういった飾らない発信こそが、「ブラックボックス感」「なんとなく敷居が高く感じる」というような不安を消す一番の近道だったりするのです。
⑥院長の想いやスタッフ紹介
どんな先生がどういった想いで治療をしているのかは意外と患者さんは気になっているものです。
資格や経歴といったスペックの羅列だけでなく、「なぜこの仕事をしているのか」「どういう想いでこの業界に入ったのか」といったストーリーを、自分やスタッフ自身の言葉で語ってもらう。
これも患者さんが「人」としてあなたやスタッフさんを知るための、大事な透明性の一部になりますよ。
ただリール動画を投稿しているだけでは投稿というのは流れていってしまうものですが、ハイライト機能を使えば「施術風景」「スタッフ紹介」「料金」などにカテゴリ分けして常設できます。
新患さん予備軍が(例えばメタ広告などを経由して)あなたの院のプロフィールに辿り着いた時、投稿を延々と遡らなくても、迷わず必要な安心材料にアクセスできる導線を用意しておく。
こういった見やすさを整えることも立派な「透明性」の仕組みの一つですよ^^
まとめ.「同じような施術」でも差がつく理由
明確に差別化できるような手技や機械を取り入れていない場合、他院もあなたの院と、似たような施術を提供していることがほとんどです。
そして残念ながら、専門的な技術の中身は結局のところ、外から見ている一般の人ではその差なんて分からないものなのです。
その中で最終的に選ばれるかどうかを決めているのは、「情報をどれだけオープンにしたか」「どれだけリアリティーを持って院のやっていることを伝えられたか」というただ一点だったりするんですね。
仮に同じような”痛みの出ない”施術をしていたとしても、それをただテキストで伝えているだけなのか映像でよりリアルに相手に伝えられているのか、あるいはその背景にある「人」や「想い」をどれだけ見せられているかで、患者さんが受け取る安心感はまったく違うものになってくるのです!
まさに「差別化」ではなく「透明性」の違いですね!
今回お伝えした施策は、どれも特別な技術や高額な設備投資が必要なものではありません。
むしろ投稿する動画も変にエフェクトを使ってプロっぽくするよりも、ほぼ無加工で「リアル」な現場を見せるほうが相手の印象も良かったりするくらいです。(見にくいとさすがに微妙なので動画の「明るさ」くらいは調整したほうが良いと思いますけどね!)
まずは今日撮れる1本のリール動画から始めてみてください。
その積み重ねが、仮に他院と同じような施術をしていたとしても、選ばれ続ける院への、確実な一歩になっていきますよ^^
この記事を通して、できる限りたくさんの整骨院業界に関わる人に、整骨院の経営のノウハウを届けていきたいと思っています。もし、記事が面白いと思ったのであれば、
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ことをしてもらえると、とても嬉しいです。今後もガンガン情報を公開していくのでお楽しみに


