保険で1回10分の治療と、自費で1回30分の治療

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自費導入や自費移行、あるいは高額商品の導入など、治療院業界でもどんどんと「自費化」の波が広がっていますね。

保険が厳しくなってきた・・・とかいうこともあるかも知れませんが、それ以外にも全国的な物価の上昇などに対応していくためにも、収益の柱を増やすという経営におけるアクションとして考えてみれば「自費化・自費導入」は非常に妥当なアクションと言えるでしょう。

とはいえ、それでも自費導入が当然持つ側面である「値上げ」には過敏に反応し、抵抗を覚えてしまう経営者さんが沢山いらっしゃるのも事実です。

そもそも、本質的なことを言えば治療内容を変えることなく、施術の単価を上げていくことは出来るのですが・・・・・・もっとも簡単なのはやはり施術方法を変えてしまって、その上で料金も変えていくほうが、患者さんも納得しやすいですし、なにより自分自身への納得が行きやすいです。

ちなみに今回はそういった経営側の視点ではなく、少しでも自費移行していくために必要なマインドセットを身につけるために、いかに現代社会では「自費でやってくれたほうが患者さんも助かる」のか?という顧客側の視点についてお話していこうと思います。

こういった患者さん側からの見え方を腑に落とすことで、結果的に先生自身の自費移行の決心が付くキッカケにもなると思いますので、ぜひこの考え方をインストールしておいてくださいね!

整骨院でも自費移行して、短期間で治療してくれたほうが患者さんも助かる

現代社会は「時間」がもっとも大切

2000年以降、私達の生活は様々な点において急速に便利になってきました。

例えば、その最たるものは形のあるモノで言えばスマートフォンかも知れませんね。(もちろん、他にもたくさん便利になってきたものばかりなので、答えは人それぞれでしょうけど。笑)

以前では、外出先で誰かに電話をしようとすれば、その辺りで公衆電話を探して、テレホンカードを財布から出して電話をするのが当たり前でした。

「なかなか公衆電話が見つからない」なんてのは、今の40代、50代なら誰もが経験した「あるある」かも知れませんね。

しかし、今なら誰かに電話をかけようと思ったら、ポケットからスマホを出してポチー、で終わりです。笑

令和4年の頃に行われた統計によると、携帯端末の世帯普及率は97.3%だったということですから、いかに広がり方が異常で、ケータイを持たない選択肢を取りずらいくらい便利なものってことが良く分かりますね。

 

あるいは、買い物だってそうです。

以前なら、外出してスーパーやデパートまで行かないと手に入らなかったものが、ネットショップでいつでも家にいながら買い物できてしまいます。

アマゾンや楽天の充実度は非常に素晴らしいですね。

ウーバーイーツなどのサービスを利用すれば、あらゆる料理が完成した状態で家に届いてしまいます。

 

もっともっと時代を遡れば、徒歩や馬を使っていた移動が、車になり、新幹線になり、飛行機になっています。

 

つまり、私たちの生活で「便利」になる、というのは「手間をかけなくする」「時間をかけなくする」ことと、ほぼ同義な進化を辿ってきているのです。

余計な時間をかけなくて済む・時間の短縮に繋がるモノには価値を感じ、そこにお金を払ってでも手に入れたい魅力を人は感じてしまうのです。

だからこそ、どんどん様々なものが「時間をかけなくても出来る」ように進化しているのですね!

 

あなたの院の治療はどうなってる??

治療だってそうですよね?

例えば、僕が自分で歯医者に行った時なんかは、1回10分20分の治療で済ませて1〜2ヶ月かかるよりも、1回60分かけたっていいから、1週間くらいで(いやむしろ1回だけで)終わらせてくれ、、、と思うものです。笑

そのために1回1回の費用が余分にかかったとしても、個人的には「時間>お金」なんで一向に構わないわけです。(もちろん、人によっては「お金>時間」な人もいるでしょうが、そこはターゲティングの問題ですので。)

治療院だって、当然このことと同じように感じる人は多数いるわけです。

例えば、ほぼ保険診療のみで治療している院もあるでしょう。

1回10分程度の治療で、窓口500円や1000円くらいかも知れませんね。

もちろん、患者さんによっては1回1回の支払いが安いことで助かっている方もいるでしょう。

 

しかし逆に、これをずーーーっと通うのがしんどい人も大勢いるのです。

1回30分とか、もっと言えば1回45分とか60分で、窓口で5000円とか7500円払っても、結果的に治療期間が短くて済むのであれば、こっちに価値を感じる人が必ずいるってことなんですね。

もし、仮にあなたの院が現在ほぼ保険診療のみでやっていて、高額な窓口を頂くことに抵抗があったとしても、そもそも治療メニュー自体の組み方を30分とか45分に変更すれば、さすがに窓口500円とか1000円の請求じゃなくてもいいだろう、って感じますよね!?5000円とか、、、せめていくらなんでも3000円は請求できるだろう、って感じませんか??

 

もし、どうしても治療内容を変更せずに施術単価を上げるのがしんどいのであれば、このように治療内容を組み直して、「そもそもしっかりとした治療自体を求めている」人や「期間をかけずに早期に改善を目指したい」人をターゲットにしたっていいのです!

 

 

まとめ.もっとも「メンタル的に」簡単な自費移行は治療内容の組み直し

時間も短く、施術内容もほとんど変えず、施術単価だけ上げていくような自費移行があるのも事実です。

それが出来る先生であれば、それはそれでやっていくのがいいでしょう^^

しかし、実際に多くの先生を見ていると、どうしても今の施術をそのままに、料金だけ上げることに抵抗がある先生がいらっしゃるのも事実です。

そんな時はいっそ施術内容ごと変えちゃってください!

ほとんどの先生が、施術内容も変えて、治療時間も変えれば、ある程度の施術単価を請求することが出来るようになるのです^^

であれば、上手なやり方でやれるようになるまで・・・とずっと動かないよりも、まずはこういった「これならできそう・・・」というところから行動してしまったほうがよっぽど早いです!

今回の例に挙げたように、「短い期間で済む」のであれば1回1回の単価は多少高くたって構わない!という顧客層もいることは、なんとなくあなたも腑に落ちる部分だと思います。

であれば、そういった層のための商品だと思えば「値上げ」の抵抗も少ないでしょう^^

そして自費導入・自費移行後はそういった層の患者さんを集客していくようにすればよいのです!

この点に関しては値上げとセットの重要なことなので、値上げした際にはしっかりと広告費をかけて集客を行うことは忘れないようにしましょう!

もし、あなたが現在自費移行に踏み切ろうとして、踏み切れない何かを感じているのであれば、、、

顧客側にもちゃんと(自費の)ニーズがあることを腑に落とした上で、こういった方法でまずは動き始めてみるのはいかがでしょうか?

 

 

 

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