整骨院の経営戦略

ニッチ戦略も行き過ぎると危険!

あなたもこれまでにブルーオーシャン戦略という言葉なんかは聞いたことがあると思います。(聞いたことがない?ちょっと検索すれば死ぬほど出てきますので、そういった先生はちらっとだけそちらを先に見てみるのもいいと思います^^)

治療院の専門特化なんていう戦略はまさにこのブルーオーシャン戦略をベースに構築されているのです。(ランチェスター戦略や弱者の戦略なんて言ったりもしますね)

あまりにも競合の多いレッドオーシャンで治療院経営を行うよりも、競合の少ないブルーオーシャンを見つけて(あるいは作り出して)、その場所で治療院経営を行っていったほうが、売上も楽に伸びていくことは間違いないのですが・・・・・・

ブルーオーシャンを少し勘違いして捉えてしまうと、実はレッドオーシャンよりもひどいことになってしまうこともあるんですよ?汗

これは本当にやってしまいがちなミスなので本当に気を付けてください!

どういうことかというと・・・

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LINE@やインスタグラムで「喜びの声」を流し続ける

患者さんの通院期間を伸ばす上で、患者さんの通院のモチベーションを維持し続けるということは非常に大切なことです。

いくら腕が良くても、患者さんが通ってくれなければ治しようがありませんからね。汗

特に治療初期の5~6回目くらいまでの通院に関していえば、患者さんは期待感はありつつも「本当に治るのかな??」という不安も合わさって、このモチベーションが急に無くなったりすることもあります。

この期間は本当にサンキューレターを送ったり、ステップレターを渡したりと、とにかく患者さんに気を使って(この時に限らずいつも気は使わないといけませんけどね。笑)新患さんから既存患者さんへのステップを踏んでもらうようにするわけですが・・・

現場に出ている先生は、どうしてもそういった作業を負担に感じてしまい何もやっていない先生が多かったりするのです。汗

忙しいのは分かりますけどね。汗

しかし、これからカルテ枚数を増やして治療院の売上を伸ばしていきたいのであれば、メンドクサイなんて言ってられません!

常に患者さんのモチベーションを上げるために、ぜひ続けておいて欲しい施策をご紹介します。

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整骨院や整体院に継続通院してもらいたいなら「最初」が肝心

多くの整骨院や整体院の先生が陥りやすい罠として「初回の問診で痛みに対しての話しかしない」ということがあります。

特に、自費移行した直後の先生が陥ってしまいやすい印象ですね。

この罠に陥った先生に訪れる結果こそが「患者さんに継続通院をしてもらえない」ということなんですね。汗

継続用の回数券が出ない、会員になってくれない、そもそもリピート回数が伸びない等・・・

これは出来れば治療院経営において避けたいことの1つです、単純にこの状態が続いてしまうと経営が上向いていかないですから。汗

確かに患者さんは「痛み」を抱えて来ているわけなのですから、「痛みを取り除く」話をすること自体はいいんですけど・・・・・・

その話ばかりしていては、患者さんは決して3カ月とか6カ月とか、あるいは1年というように、しっかり継続通院してくれる優良患者さんにはならなくなってしまうんですね。

ではどういう話まで初回問診の段階でしっかりとしておかなければならないかと言うと・・・

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1人治療院が目指すべき月の総カルテ枚数

あなたの院では毎月何枚の総カルテ枚数を維持できているでしょうか?

月の合計の施術回数ではありませんよ?笑

いろんな1人治療院を見てきましたが、ある程度安定して月商200万~300万くらいを作れる1人治療院さんの総カルテ枚数って、キャパ的な問題もあるせいか、だいたい似通ってくるんですよね。

だからこそ僕自身コンサルに入る時には、そのカルテ枚数に届いていない院に対してはまずはしっかりと目安となるカルテ枚数に手が届くよう改善の提案を行っていきます。

新患さんを増やすための集客導線を増やしたり、離脱を減らすための問診のパワーアップや、仕組み作りとかですね。

院によって単価が違うので、あくまでも目安でしかありませんが・・・、それでも一つのバロメーターとして意識する部分の数字にはなりますね。

もし、あなたが1人治療院で頑張っていて、今現在目指すべきカルテ枚数が不明確で定まっていないのであれば、ぜひ今回の数字を一つの参考にしてみてください^^

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ジャムの法則を意識してプレゼンの成約率を伸ばす

あなたは心理学における「ジャムの法則」と呼ばれるメカニズムを聞いたことがあるでしょうか?

実際にコロンビア大学の教授によって行われた実験で、特徴的な結果が得られたことから、マーケティングの世界でもたびたび参考にされる心理作用になります。

マーケティングというのは心理学と数学がガッツリと組み合わされた世界ですからね、こういったことを見聞きしておくこともきっと無駄にはならないでしょう!

治療院業界でいえば、回数券やプリカなどの「販売成約率」に関わってくる部分の心理作用になるので、もしあなたが「ジャムの法則」をあまり詳しく知らない、名前くらいしか聞いたことがなかったのであれば、ここで改めて1度知ってもらって、治療院経営に役立ててみてくださいね^^

もしかしたら、この実験から得られる思わぬ結果と同様の結果があなたの院でも起こっているかも知れませんよ??

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患者さんの怒りやクレームに対する対応

治療院で毎日頑張っていると、たまーーーにどうしようも無いことで患者さんからクレームを言われたり、理不尽な怒りをぶつけられることがあります。(あなたも1回くらいは経験あるでしょ?え?ない?それは素晴らしい!)

直接その場で文句を言われるかも知れませんし、口コミに不満のお声を頂くかもしれませんし、(これは判別がつきにくいですが)場合によっては表には出てこないサイレントクレームで終わってしまうケースも多々あるでしょう。

このクレームですが、現象だけに目を向ければ早く終わって欲しい厄介事ですが、同時にその患者さんをファンにするための大きなキッカケにもなったりもするのです!

長くやっていれば避けることが出来ないクレームへの対処。

あなたは院の方針として、クレームに対してどのように対処されていますか?

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出来る限り安全に自分の院を専門技術に特化させる方法

あなたの院では、何か一つの症状に特化した手技を提供していたりはするでしょうか?

腰痛専門院とか、五十肩専門院とか、産後の骨盤矯正専門院とかってことですね。

地域の競合院との競争が激しくなってくると、自分の院のポジショニングを明確にするために専門特化させることが戦略としてはアリになってきます。

特に集客段階では、何かに特化したメッセージを発信することで地域の方の目に留まりやすくなる可能性も高まるため、最近ではご自身の治療院を専門院化させる先生も少なくありませんね。

と言っても、地域と院の状況によっては、「幅広くいろんな症状に対応できる」ほうが集客が最大化するケースと、「1つの症状に特化して対応する」ほうが集客が最大化するケースの両方のパターンがあるのは事実なので、どちらがより有利なのかはちゃんと調べてみないことには分かりませんけどね!(この辺の判断基準は過去記事の同じ地域に強い競合院がある時にあなたがすべきことをご覧になってみてください。)

そこで今回は仮に専門技術に特化していく際に、『安全・確実』に院を移行していくための方法をご紹介しましょう。

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「チャンス」ではなく「戦略」を追求する

今回は、治療院経営において大きく成功しやすい人と、逆になかなか上手くいきにくい人の特性についてお話していきたいと思います。

スキルとか、ノウハウではなく「特性」のお話です。

このことを知っただけで成果が出るような直接的な話ではありませんが、知っておかないと成果が遠のく可能性は十分に考えられるお話です。

世の中には大きく分けて2種類の経営者さんがいます。

そして、「ある特性」に従って経営を行う経営者さんは売上をどんどん伸ばして行ことができ、そして「別のある特性」に従って経営を行う経営者さんは売上が伸びるどころか、常に自分の資金を無駄なものに投資し続ける可能性が高まる、経営が一行に前に進まない、という恐怖のループに陥ってしまうのです。

では、その違いを生む経営者が持つ「特性」とは、それぞれなんなのでしょうか?

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もはや口だけの専門では通用しない

治療院にマーケティングの概念が浸透し始めてからというもの・・・

「○○専門」という表記をホームぺージやのぼり、チラシなんかに掲げる治療院が非常に多くなってきたように感じます。

確かにマーケティングの概念が浸透していった初期の頃は、とりあえず「腰痛専門」とか「交通事故専門」とか「産後の骨盤矯正専門」なんて名称をホームページに掲載しておくだけでもそれなりに効果はあったと思います。

しかし、、、

これだけ治療院が増え、どこもかしこも「○○専門」と掲載するようになってきた現在では、そう上手くいかないケースも増えてきているようですね。

ウェブ上での集客などで優位に立つために「ただ施術が出来るから」という理由でなんでもかんでも「専門」とつけて集客を行い、仮に少し集客がうまく行ったとしても、結局患者さんが居つかなかったりしてる院も多いんです。汗

つまり院内設備や実際の対応など、しっかりと本質的な中身もちゃんと見られるようになってきているということです。

あなたははたして「専門院」と掲げるだけの準備と対応をしっかりと行えているでしょうか?

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継続通院して欲しいなら「痛みを取る」というマインドを変える

これまでにも何度も伝えてきたことではありますが、自分の院に長く患者さんに通ってもらいたいと思うのであれば、そのために先生自身のマインドセットを整えることが本当に大事になります。

というのも、治療院の先生というのは自身の役割を「痛みを取る人」と思い込んでしまっていることが非常に多いのです。

まさに「治療」家ですね!

もちろん、それも役割の1つには違いないのですが・・・

このマインドセットだと、患者さんの痛みが取れてしまうとやることが無くなってしまうため、あまり患者さんと長い期間付き合っていけないんですよね。汗

当然、継続通院なんかを患者さんに勧めようとするときにも、必ずこのマインドセットが自分自身の行動にブロックをかけてしまいます。

そうではなく、患者さんとある程度長い期間を付き合っていきたいのであれば、次のようなマインドセットを持てるようにしてみてはいかがでしょうか?

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